内容説明
本書は、慶應義塾大学COEプログラムのうちのひとつ、「情報・電気・電子分野のCOE」をもとに、大学院にどんなプラットフォームを創り、“どんな博士を社会に輩出する努力を傾けているのか?”を明らかにしている。博士、一人ひとりが明確な意思と目標を持って社会で活動し「博士のキャリアパス」を育むことこそが、わが国の『21世紀・創造技術立国』建設の礎を築くための確かな道程であることを示した待望の書である。
目次
第1部 21世紀創造技術立国への道(対談 東京大学と慶應義塾大学―それぞれの理念;アカデミックフュージョンの道 ほか)
第2部 慶応義塾大学COEプログラム(ユビキタス情報社会を創るシステムLSI;可視光通信とLED ほか)
第3部 ラウンドテーブル(博士の現状―数値データも踏まえて;博士の育成―グローバル化に向けて ほか)
おわりに(21世紀COEプログラム情報・電気・電子分野;『アクセス網高度化光・電子デバイス技術』担当)
著者等紹介
真壁利明[マカベトシアキ]
慶應義塾大学21世紀COEプログラム(情報・電気・電子分野)。アクセス網高度化光・電子デバイス技術拠点リーダー。1975年慶應義塾大学大学院博士課程修了。慶應義塾大学理工学部電子工学科教授、工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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