内容説明
エルゴノミクス(人間工学)を新しいコンセプトのもとにまとめたテキスト・参考書。マン・マシンシステムおよびヒューマンインタフェイスの実際を、図・写真・イラストを多数用いて具体的に解説する。“座るという行為”と椅子の関係に力点を置き詳説、携帯電話やIT機器の利用しやすい形状や配置を説明、オフィスワークのエルゴノミクスをテーマに加え、21世紀のディスクワークを展望している。
目次
人とものの関係に必要な人体の知識と測定法
必要な知識と実施方法
情報理論と反応時間
知覚情報の取り扱い
視野と作業域(操作域)
エルゴノミクスで必要な測定法
「座る」とアジャストメント
福祉椅子を作る
立つ・歩く
シミュレーション/シミュレータ
車載カメラを設置する
リモコン/携帯電話を作る
オフィスワークのエルゴノミクス
21世紀型オフィスレイアウトを求めて
著者等紹介
野呂影勇[ノロカゲユウ]
1959年早稲田大学理工学部電気工学科卒業。1971年慶応義塾大学工学部工学基礎教室講師。1979年産業医科大学医学部人間工学教室主任教授。1985年産業医科大学大学院医学研究科生理情報学担当教授(兼任)。1986年早稲田大学理工学部教授。2001年エルゴシーティング株式会社非常勤取締役CTO(チーフテクノロジーオフィサー)。2003年岐阜県生活技術研究所客員研究員。現在、早稲田大学人間科学部および理工学総合研究センター教授(工学博士)、東京女子医大講師(兼任)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。