内容説明
近年、金融や経済、マーケティング、意思決定などの分野で数値データ処理が盛んに行なわれ、数値計算は文系、理系を問わず重要になってきている。そして、数値計算は、今では“数値計算用ソフト”の登場により、専門家に頼らず、気軽に誰でも行えるようになっている。本書は数値計算ツール(MATLAB)を使い、各自の専門分野の問題を簡単にかつスピーディに解くことを目的に著された入門書である。数値誤差、線形・非線形方程式、補間法、数値積分、関数近似など基本的かつ実際的テーマを扱い、安定で高速で使いやすいという三拍子揃った数値計算ツールを十二分に使いこなすための待望の解説書である。
目次
1 グラフィックス
2 連立一次方程式の解法
3 関数のグラフ
4 固有値問題
5 補間
6 関数
7 プログラミング
8 数値積分
9 常微分方程式の数値解法
10 オブジェクト指向プログラミング
11 進んだ話題
著者等紹介
大石進一[オオイシシンイチ]
1976年早稲田大学理工学部電子通信学科卒業。1980年早稲田大学理工学部助手。1981年早稲田大学大学院博士課程後期終了。工学博士。現在、早稲田大学理工学部情報学科教授
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