内容説明
次世代コンピュータにおける「人に優しい」システム開発は、新しい解析手法や数学モデル、さらにエレクトロニクス自身の進展という技術的背景とともに、バイオ研究の重要性があげられる。本書は、そのような認識のもとに、その基礎技術と考えられるニューロコンピュータ分野の中でもトップレベルにあるPDP(並列分散情報処理)の応用と、ニューロン電子回路・連想光ニューロコンピュータを中心に解説したものである。
目次
1 神経回路網の数理的基礎とその応用
2 PDPと視覚情報処理(画像の認識と神経回路網モデル)
3 人工ニューラルネットのロボティクスへの応用
4 ニューラル・ネットワーク電子回路とNP問題
5 ニューロン光回路