内容説明
本書は,Windows上で科学技術計算を効率よく行ない、さまざまなシミュレーションをグラフィックスで表示するための対話型プログラミングの入門書である。対話型プログラミングの基礎としては、メニューなどのダイアログの設定ができるようになることを目標として、プログラムをいくつかの機能要素に分解し、それぞれ独立に動作可能な環境の作成手法を詳述する。また、グラフィックスとしては、単純な線画、タイマを用いた動画の処理、およびビットマップによる写真のような画像表示について解説する。
目次
1 主役を務めた手続型プログラム
2 手続型からイベント駆動型へ
メニュー―機能要素の選択手段
4 ダイログ―パラメータの設定
5 ヘルプとバージョン情報
6 図形の描画
7 仮想実験とグラフ
8 印刷とデータ保存
9 動く線画
10 写真のような画像