内容説明
場の記述に習熟することによって粒子に作用する力を理解し、そのうえで、さまざまな原理と現象を階層によって統合することをテーマにすえてまとめられた数理モデリングの入門的解説書。具体的現象例を通し、さまざまな原理を解明するための一連のサイクルについて丁寧に解説するとともに、必要になる数学は適宜説明し、さらに豊富な演習問題とその完全解答を配している。
目次
1 場の記述(化学反応;生物個体数;平衡 ほか)
2 粒子の移動(質点と剛体;流体;拡散 ほか)
3 最適化(最大・最小;陰関数定理;凸関数 ほか)
著者等紹介
鈴木貴[スズキタカシ]
1953年長野県生まれ。1976年東京大学理学部卒業。1978年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。現在、大阪大学大学院基礎工学研究科教授(理学博士)
山岸弘幸[ヤマギシヒロユキ]
1977年長野県生まれ。2001年金沢大学理学部計算科学科卒業。2007年大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。現在、東京都立産業技術高等専門学校助教(博士(理学))(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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