内容説明
本書は、高校数学の新しい指導要領と高校生の多様な履修形態をふまえて、幅広い学生層に対応できるよう工夫された、初学者向けの入門テキストである。大学の基礎教育段階で、１変数関数の微分・積分および２変数関数の偏微分の概念が、比較的容易に学習できるように構成されている。このため、数学的な厳密さを追究することは避けて、直観的に概念を把握することを目指し、基本的な例題を中心にやさしく丁寧な解説により理論をすすめている。また、図版を数多く配して、視覚によって式のもつイメージがつかめるような配慮もなされている。
目次
１ 数と式、数列、関数（数と式；数列 ほか）
２ 微分（連続関数；導関数 ほか）
３ 積分（不定積分；定積分）
４ 多変数の関数（多変数の関数；偏導関数 ほか）
