内容説明
「抽象化の傾向の強い現代数学を学ぶばかりでなく、時には古典数学を味わい楽しむ旅にでてはいかがであろうか」そんな思いを込めてまとめたのが本書である。数学を学んでいる人ばかりでなく、もう一度学びたい人、数学を教える人にとって好個なテキスト・参考書である。
目次
1 3次方程式をめぐって
2 4次方程式の場合
3 実係数3次方程式再論
4 アイゼンシュタインの定理
5 3点への距離の和を最小に
6 反転
7 定規とコンパスによる作図
8 微分法の入り口を振り返る
9 数列の極限を求めるために
10 直交曲線座標系におけるラプラス演算子
11 統計雑談