出版社内容情報
東日本大震災から10年の節目に、防災学や人口学にとどまらず統計・経済・社会・地理・歴史など多様な専門家が集結して自然災害とその影響による人口の諸現象を考察。さらに人口分析を生かした災害の予測と対策を検証する。
目次
第1章 近年の自然災害による人口変動の研究動向
第2章 天明期の冷害に伴う人口変動
第3章 西インド諸島の奴隷人口に対するハリケーンの影響
第4章 わが国における震災と死亡
第5章 震災と結婚
第6章 自然災害と地域の出生力
第7章 震災に伴う日本人の人口移動
第8章 震災に伴う外国人の人口移動
第9章 洪水浸水想定区域の人口学的特性
第10章 人口推計と災害予測
第11章 人口と災害対策
著者等紹介
井上孝[イノウエタカシ]
1959年栃木県生まれ。青山学院大学経済学部教授
和田光平[ワダコウヘイ]
1969年宮城県生まれ。中央大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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近年の自然災害による人口変動の研究動向 天明期の冷害に伴う人口変動 西インド諸島の奴隷人口に対するハリケーンの影響 わが国における震災と死亡 震災と結婚 自然災害と地域の出生力 震災に伴う日本人の人口移動 震災に伴う外国人の人口移動 洪水浸水想定区域の人口学的特性 人口推計と災害予測 人口と災害対策2021/10/08
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災害関連のトピックを探すための読書。外国人人口移動や出生率との関連(災害が起こると出生率に短期的にも長期的にも影響を及ぼす可能性もある)など、もっと調べて見たいと思った2022/06/20