出版社内容情報
先進諸国の財政難、一方で途上国や新興国には経済発展とひずみ（資源不足、格差、失業、若者の反社会化）――これら問題の根底には人口問題がある。人口開発問題を、世界が掲げるべき最上位の問題設定として総括した注目書。
目次
第１章 人口開発問題と国際社会の対応
第２章 世界人口と都市化の見通し
第３章 世界人口と食料・資源・環境問題
第４章 世界の貧困と人口開発戦略
第５章 出生力転換とリプロダクティブ・ヘルス／ライツ
第６章 死亡力転換と長寿化のゆくえ
第７章 人口の年齢構造変化と社会経済開発
第８章 国際人口移動と移民問題
第９章 人口と開発の持続可能な未来を探る
著者等紹介
阿藤誠［アトウマコト］
１９４２年東京都生まれ。厚生省人口問題研究所所長、国立社会保障・人口問題研究所所長を経て、早稲田大学人間科学学術院特任教授
佐藤龍三郎［サトウリュウザブロウ］
１９５２年長崎県生まれ。国立公衆衛生院国際保健室長、国立社会保障・人口問題研究所国際関係部長などを経て、中央大学経済研究所客員研究員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
