内容説明
阪神競馬場で一頭の馬が暴れ、レース中に起きた不自然な落馬事故。勝利した女性騎手・夏海は、重傷を負った幼馴染み・陽介のため、事故を調べ始める。優勝は自分。八百長であったはずはない。しかし、馬の所属する厩舎は経済的に困窮、馬主と調教師が対立していた。折しも陽介の父が、厩舎で何者かに殴られた。親子を狙った犯罪か?厩舎で何が?夏海は、トレーニングセンターや競馬場へと赴き、元同僚や新人騎手に会ううちに、ある疑いを抱き―。第30回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作。
著者等紹介
蓮見恭子[ハスミキョウコ]
1965年大阪府堺市生まれ。大阪芸術大学美術学科卒。『女騎手』で、第30回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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