出版社内容情報
地球の表面積の10%、淡水の含有量は90%、体積は3000万?もある氷河は、気候変動の犠牲者でもあり未来の環境の担い手でもある。100余点の地図や資料で、多様な形状と機能、人類との歴史や環境社会との関りを解説。
【目次】
内容説明
氷河の世界が一目瞭然でわかるアトラス!100点あまりの地図とグラフは貴重な情報の宝庫である。破滅的事態が進行していることだけを強調するのではなく、生きている世界の豊かさと複雑さ、おびただしい数の相互作用に世界が支えられていることも思い起こさせる。
目次
氷河はひとつではない?(南極;グリーンランド氷床;氷帽氷河;谷氷河;圏谷氷河;岩壁の氷河(懸垂氷河))
氷河と気候(地球規模での氷河と気候の関係;地域レベルの氷河の質量収支;氷河はどれほどの速度で流れるか?;氷床コア掘削の画期的な試み;氷河と地球の気候の記憶;氷河と火山活動;氷河が融けるとき―古い時代の高い海面水位;プログラムされている氷河の融解)
現在の氷河融解(現代における氷河の融解;氷河の上、下、前縁の水;氷河の融解と水の供給;氷河湖決壊洪水;ヨークルフロイプ;氷河の融解と海面水位の上昇;沿岸低地の浸水リスク;氷河の融解と岩壁の崩落;氷河から解放された周辺部の植生進出)
かつての氷河の姿(更新世の氷河;アルプス氷期の復元;古氷河の年代を決定する;陸地にかかる氷河の重み―氷河性地殻均衡;氷河の浸食がフィヨルドをつくった?;氷河の浸食がカールとU字谷をつくった?)
氷河と人間(グリーンランド氷床の探検;南極探検;氷河で暮らす―南極基地;氷河に死す;氷河ツーリズム;評価される氷河の景観;氷河からアイスクリーム店まで―消費される氷)
著者等紹介
メルシエ,ドゥニ[メルシエ,ドゥニ] [Mercier,Denis]
ソルボンヌ大学地理学教授、地理・国土整備UFR(教育研究単位)指導教授。CNRS(フランス国立科学研究センター)自然地理研究ユニット「第四紀と現在の環境(UMR 8591 CNRS)」に所属し、氷雪圏をテーマに共同研究を行なっている。南極研究グループ「南極の環境と社会(GDR 2012 CNRS)」のメンバー、フランス大学協会名誉会員(2009年より)でもあり、2020年から2024年までフランス地形学グループを主宰する。専門は極地(スヴァールバル諸島)と亜極地(アイスランド)の環境、および、沿岸地域の水没リスクに対する気候変動の影響
シュットン,ガエル[シュットン,ガエル] [Sutton,Ga¨elle]
フリーランスのカルトグラファー。新聞雑誌、出版、研究施設で環境と気候変動に関連したテーマの仕事を数多く手がける。また研究パートナーとして、研究者の論文や研究データに使用される地図を作成している
吉田春美[ヨシダハルミ]
上智大学文学部史学科卒業。フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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