電気自動車は本当にエコなのか―サプライチェーンの資源争奪戦から環境破壊まで

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電気自動車は本当にエコなのか―サプライチェーンの資源争奪戦から環境破壊まで

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562074808
  • NDC分類 546.59
  • Cコード C0098

出版社内容情報

アフリカの子供たちが手掘りしたリチウムが、電気自動車をめぐるサプライチェーンの第一歩だった。そして中国の巨大電池工場に投資家たち……。世界中を取材したジャーナリストが一大産業の真の姿を警鐘とともに訴えるベストセラー上陸!

内容説明

過酷な環境で手掘りされた鉱物から電気自動車をめぐるサプライチェーンははじまる。中国の巨大バッテリー工場に世界の投資家たち、メーカーのダークサイドに迫る。

目次

バッテリー時代
期待はずれのEV―苦難の歴史
ブレイクスルー―リチウムイオン革命
中国のバッテリー王
中国のリチウムラッシュ
チリの埋蔵宝物
コバルト問題
コバルトの巨人現る
血まみれのコバルト
汚れたニッケル
銅山王と環境問題
最後のフロンティア―深海の開発
リデュース、リユース、リサイクル―資源循環
世界一環境に優しいバッテリー
コーンウォールでの鉱業復活

著者等紹介

サンダーソン,ヘンリー[サンダーソン,ヘンリー] [Sanderson,Henry]
ブルームバーグ・ニュースの記者を経て、近年はロンドンのフィナンシャル・タイムズ紙でコモディティと鉱業を取材し、クリーンエネルギーへの移行が地球資源に及ぼす影響について広く執筆、案内している

柴田譲治[シバタジョウジ]
翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsubun1000mg

9
電気自動車の普及で環境破壊を止めようとする思想は理解するが、欧州で政府補助金の廃止から売れ行きが鈍くなり自動車メーカーが電気自動車の生産を見直している。 VWやBMW、メルセデスなどの見直しは補助金だけでなくノースボルト社などの破綻によりバッテリーの欧州現地調達ができなくなったことも関連しているようだ。 EVバッテリーで不可欠なリチューム、コバルト、ニッケルの資源が中国の企業により精錬と生産まで中国で行われているとは知らなかった。 このままEV普及が進むと中国の自動車会社ばかりが残るのかと心配になる。 2025/01/29

乱読家 護る会支持!

6
当たり前のことだが、電気自動車は電気を充電しないといけない。電気を作るためには、発電が必要。 原子力発電は廃棄物が出る。火力発電は燃焼により二酸化炭素を排出する。自然エネルギーは環境を破壊する。 なので、ちょっと考えれば、電気自動車がエコとは言えないことはすぐわかる。 エコの可能性があるとすれば、捨ててしまう可能性の高い夜間電力を充電するぐらい? 電気自動車がエコになるのは、将来、核融合発電が主流になった時ではないか? なので当面はガソリンエンジンの余った動力を電池に溜め込むハイブリッドカーが最善では。2025/05/31

Go Extreme

2
クリーンエネルギーインフラ構築 サプライチェーンが最大の弱点 EV自体は本質的に環境に優しい 電気化学性能が高いリチウム 高付加価値のバッテリー生産国 米国でのリチウム生産は実質的にゼロ 鉱業は世界の炭素排出の約10% 地域生態系も汚染される 劣悪な労働環境 世界最大規模のリチウム鉱床 世界的に重要なコバルト鉱山 児童労働の問題 深海には価値のある鉱物が存在 海洋生態系の保護を優先 計画的陳腐化 再生可能エネルギーで稼働させる未来 地熱を利用したリチウム抽出 環境負荷は決して小さくない2025/04/11

ゼロ投資大学

2
テスラに代表される電気自動車の登場と普及は非常にセンセーショナルであった。待ったなしの気候変動を防ぐために、化石燃料を使ったエネルギーの使用に頼らないエコな電気自動車は魅力的だと大衆に認識された。電気自動車のコア技術は大量の電池を蓄電できるリチウムイオンバッテリーである。世界規模でバッテリーを普及させるためには、リチウムの確保と製造工場の建築が必要だ。2025/02/08

Ttyhys

1
銅、コバルト、ニッケル 採掘の脱炭素、人権侵害、環境破壊を克服しないと 2025/04/29

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