出版社内容情報
バビロニア、ギリシア、北欧、日本、中国、インド、キリスト教など世界の神話で語られる天地創造、人間の誕生と死、英雄と竜、世界の秩序、戦争と終末の物語は何を表しているのか。神話をより深く理解するために必読の書。
内容説明
天地創造、人間の誕生と死、英雄と竜、世界の秩序、戦争と終末。バビロニア、ギリシア、北欧、日本、中国、インド、キリスト教など世界の神話で語られる物語は何を表しているのか。神話をより深く理解するために必携のハンドブック。
目次
第1章 ファンタジー・神話・聖典
第2章 本書で紹介する神話
第3章 創造神話
第4章 人と死の始原
第5章 英雄神話
第6章 英雄と竜
第7章 神婚譚・王権神話
第8章 洪水神話:現在の秩序の形成
第9章 戦争・秩序・終末
著者等紹介
丸山顕誠[マルヤマアキヨシ]
1982年生まれ。宗教‐神話哲学、日本神話、神道祭祀。博士(日本言語文化学)。アメリカ・カトリック大学哲学研究科客員研究員を経て、現在デジタルハリウッド大学非常勤講師、花園大学国際禅学研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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ファンタジー・神話・聖典:神話創造文学 ロマン主義 ルネサンス叙事詩と驚異の描写 フィクションとしての英雄詩 神話:ユダヤ教・キリスト教 メソポタミア ギリシャ 歩行王 日本 インド 仏教 漢民族 ゾロアスター教 創造神話:神と世界 聖書の天地創造 バビロニアの創造神話 創造神話と数 神話と観測 神によらざる創造 人と死の始原:われわれはどこから来たのか 英雄神話 英雄と竜 神婚譚・王権神話 洪水神話:現在の秩序の形成 戦争・秩序・終末2024/05/22
かすが
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J・R・R・トールキンのユーカタストロフィという用語の解説から入っていたのが個人的に気に入っているポイント。「準創造」「ユーカタストロフィ」という概念・文学技法は、私的にクリエイターとしてもっと早く出会いたかったと思えたものだったので。ここ数年、この単語にあらわされる感覚をどこまで現代日本人に延長できるのだろうか、どこまで抽象化できそうか、ということはいつも心の片隅にあったので、創作のための神話入門書にこれが言及されてるのはアツいと思った。2025/02/14