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出版社内容情報
身につけられる芸術品の最高峰といわれるエルメスのスカーフ「カレ」に織り込まれたストーリーを解説する。伝統と変革、見事な職人技、ファッション・アイテムとして果たしてきた役割、数々の名品を美しいカラー図版とともに。
内容説明
エリザベス女王や、カトリーヌ・ドヌーブ、オードリー・ヘプバーン、グレース・ケリーなどセレブにも愛されたエレガンスの象徴ともいえるエルメスのスカーフはどのように作られているのか。時代を超越する「カレ」の独自性と美しさの秘密に迫る。
目次
第1章 ルーツは馬具
第2章 スカーフの芸術
第3章 スカーフの製作
第4章 聖杯のごときスカーフ
第5章 ファッション・アイテムとしての歴史
第6章 エルメスのスカーフのスタイリング
著者等紹介
グレイヴス,ライア・ファラン[グレイヴス,ライアファラン] [Graves,Laia Farran]
美容とファッションを専門とするジャーナリスト兼スタイリスト。ヴォーグ、インスタイル、グラマー、マリ・クレール、サンデータイムズスタイルなどのファッション誌で活躍中。ロンドン在住
井上廣美[イノウエヒロミ]
翻訳家。名古屋大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaz
1
エルメスのスカーフの美しさに魅入られる。エレガントという言葉が十分に当てはまる。図書館の内容紹介は『エリザベス女王やグレース・ケリーなど、セレブにも愛されたエレガンスの象徴ともいえるエルメスのスカーフはどのように作られているのか。時代を超越する「カレ」の独自性と美しさの秘密に迫る』。 2024/10/26
はなパフ
1
昔々、留学中の友人に頼んで買ってもらったエルメスのカレ(スカーフ)、あれは私が初めて手に入れた舶来物の逸品だった。この本には私がドキドキしながら絵柄を選んでいた時のときめきを思い出させてくれる。正方形の絹のキャンバスに描かれる古今東西の森羅万象がまるで繊細な緻密画で、ファミリービジネスを守りつつ伝統の技術と現代の美的感覚を両立させてきた老舗の歴史に圧倒される。スカーフの縁取りは今もすべて手縫いだそうで、思わず自分のものも確認した。デザインを起こして完成まで最長2年はかかるとか……、まさに小さな美術品。2024/03/18
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