出版社内容情報
フランス内外の最もすぐれたロシアと共産主義の専門家が、プーチンの流儀と策略がKGBの価値観から生み出されたものであることをあきらかにし、プーチンが権力を握ってからウクライナ戦争にいたるまでその軌跡を徹底的にたどる名著。
内容説明
「再征服」の道のりと犯罪のすべて。戦争や経済の破壊によって正常な発展を妨げている、その他の国の人々に対するプーチンの犯罪のすべて。
目次
第3部 絶対権力者の手段と方法(人々の暗殺;プーチン体制のロシアにおけるメディア、NGO、反対制派の弾圧;プーチンとオーウェル流の歴史の書き換え;プーチン、オリガルヒたちの首領;政治的武器としての正教;退行する疑似保守社会)
ロシアはどこに向かうのか
著者等紹介
アッケルマン,ガリア[アッケルマン,ガリア] [Ackerman,Galia]
1948年生まれ。パリ第一パンテオン・ソルボンヌ大学で歴史学の博士号を取得、カーン大学の客員研究員。専門はソ連、ソヴィエト後のロシア、ウクライナの歴史。情報操作と闘い、フランスおよび世界の人々にプーチンのロシアを理解するための鍵を提供することを目的とする二か国語(英仏)の電子メディア「デスク・ロシア」の編集長である
クルトワ,ステファヌ[クルトワ,ステファヌ] [Courtois,St´ephane]
1947年生まれ。フランスと世界の共産主義を専門とする歴史学者。大学機関誌「コミュニスム」の創設者で編集長もつとめた(1982‐2017)。アンスティテュ・カトリック・デテュード・シュペリウール(ラ・ロッシュ=シュル=ヨン)で20年前から共産主義について講義をしている。2017年に『レーニン、全体主義の創設者L´enine,l’inventeur du totalitarisme』(パリ、ペラン社、2017年)を出版、歴史書グランプリ(「ル・フィガロ」紙、歴史チャンネル)およびトゥケ=パリ・プラージュの政治伝記グランプリを受賞した
太田佐絵子[オオタサエコ]
早稲田大学第一文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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