出版社内容情報
世界中の子どもたちに愛されるグリム童話。その世界を楽しむための50以上のレシピをお届け。「赤ずきん」のソーセージ、「ラプンツェル」のサラダ、「白雪姫」のクッキー、「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家など。
内容説明
世界中の子どもたちに愛されつづけるグリム童話。その世界を楽しむための50以上のレシピをお届け。『赤ずきん』のソーセージ、『ラプンツェル』のサラダ、『白雪姫』のクッキー、『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家など―おとぎ話の世界を召し上がれ。
目次
むかしむかし、あるところに…
パンとバター
パンくずといくらかの食べ物
魔法の鍋
ひと息に飲み干して
いつまでも幸せに暮らしましたとさ
著者等紹介
アンダーソン,ロバート・トゥーズリー[アンダーソン,ロバートトゥーズリー] [Anderson,Robert Tuesley]
スコットランド在住の作家、詩人、編集者。トールキンやジェイン・オースティンといった文学作品をテーマとした料理本を執筆し、いずれも好評を博している
森嶋マリ[モリシママリ]
翻訳家。武蔵野美術大学短期大学部デザイン学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
19
フィクションをテーマにした料理本は好きでよく読みます。この本のテーマはグリム童話。知っているお話も多く解説は丁寧で興味深かったけれど、肝心の料理のレシピは馴染みがないものが多く、いまひとつイメージがわきにくかったです。写真や装丁はとてもきれいなので、イメージを楽しむ一冊でした。2024/04/10
花林糖
18
図書館本。使用している食材や当時の時代背景等を取り入れつつ料理を紹介。各章にコラムも有り読み物としても面白い。料理に関しては日本人考案ではない為、馴染みのない調味料や中力粉使用が多かった。レシピ数は簡単なものも含めて100。気になったレシピは幸運をもたらすケーキ「黄金のリングケーキ」(白蛇)、『星の銀貨』ブリオッシュプディング・アイスクリーム添え、木こりのチョコレートのビュッシュドノエル、等。本書が参考にしたのは『グリムのおとぎ話』1876年刊、『グリムの家庭お話』1853年刊。 2024/01/01
なー
7
小さい頃、何故か厚い三巻セットのグリム童話を与えられた。それを読んで、色々な食べ物や飲み物に思いを馳せたのだけれど、一番美味しそうに思ったのはラプンツェルに出てくる「ちしゃのサラダ」と、色々な話に登場する「ぶどう酒」。しかしこの本を読んで「ちしゃはパセリのこと」と書いてあってびっくりした。更に特定の効果を期待して食べたがっていたとの事。出てくるレシピは野菜が沢山、ハーブやスパイスもかなり使ってあって、個人的には馴染みがなく、味の想像もあまりつかないものばかりで珍しかった。2023/11/21
ひつじ
4
レシピがどれも超うまそう!!!パンや乳製品やスープのレシピが豊富で作ってみたくなる すっかり忘れてたけど「ねずの木の話」が好きだったことを思い出した あと「はつかねずみと小鳥と腸詰めの話」ってやつ知らなかったんだけどすごく面白かった2025/01/09
takakomama
4
グリム童話に登場する料理は、18世紀以前の産業革命前の素朴で温かみのあるドイツの家庭料理だそうです。ラプンツェルはパセリのこと。料理のカラー写真は美味しそうですが、レシピには馴染みのない調味料も多いです。童話には飢饉など当時の出来事も反映されています。食べ物や物語にこめられている意味の解説もよかったです。2024/03/29
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