出版社内容情報
世界の外交の中心、アメリカの象徴ともいえる国務省。「新冷戦」ともいわれる世界情勢のさまざまな局面で影響を及ぼす破格の巨大組織を、元米国駐在・国務省担当記者が日本人向けに案内した必読書。
内容説明
全世界で7万7000人あまりの職員を抱え190か国以上と外交関係を持ち、世界270か所を超える在外公館をもつ世界最大級の外交組織の全貌!成り立ちから現状まで網羅した随一の書!「あのとき国務省はどう動いていたのか」。直接取材と調査による最新情報!
目次
第1部 外交概観(歴史;組織と人材;主要ポスト;外交の現場;政策)
第2部 国務長官プロフィール(トマス・ジェファーソン;ジェームズ・マディソン;ジェームズ・モンロー;ジョン・クインシー・アダムズ;ウィリアム・スワード ほか)
著者等紹介
本間圭一[ホンマケイイチ]
東京大学文学部フランス語フランス文学学科卒業、パリ第1大学大学院修士課程(現代史)修了、パリ第5大学大学院DEA課程(国際展望学)修了。読売新聞社では、ワシントン支局、ロンドン支局、パリ支局長、国際部次長など歴任。2020年、北見工業大学教授兼国際交流センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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お抹茶
2
ありそうでなかった国務省の概説書。国務省の組織,人事,歴代長官や大統領の関係を述べる。大統領補佐官と国務長官は対立や軋轢が生じやすく,外交が最大の関心事の大統領は国家安全保障担当補佐官を頼りにし,内政に関心がある大統領は外交を国務長官に任す傾向がある。在外公館勤務者の配偶者のために仕事を紹介する家族雇用制度というのがユニーク。冷戦末期に就任し,「外交官は庭師であれ」という哲学を持つシュルツ長官への評価が高い。2023/07/31
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/f5acc40e-ae6f-4032-add4-e79cbabdebda2025/06/17
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- 洋書
- Meadow Grass