出版社内容情報
17世紀英国でハーブによる自然医術を打ち立てた在野の学者ニコラス・カルペパー。医学から占星学まで多岐に亘るその業績は現代の代替医療や占星術研究で注目されている。概論から実際の治療法までを解説した名著。2014年1月刊の新装版。
内容説明
スルペパーの思想、ハーブの処方を大公開。ヒポクラテス、カレノスの意志を継ぐ、医学史、魔術史における重要人物にして、17世紀英国で庶民に医療をもたらすために闘ったハーバリストの実践と功績に学ぶ!
目次
第1部 医術と占星術の探究者ニコラス・カルペパー(1616~1654年)の生涯
第2部 西洋ホリスティック医学(7つの自然要素と医学の基本原理;健康維持と病気予防)
第3部 上なるものは下なるもののごとし 占星術と医術とヘルメス哲学(人体の占星術)
第4部 英国の医療 生薬と治療法(病気の特性と原因;病気の原因とその診断;病気の治療;食事の役割;治療方針;薬用ハーブ)
附録
著者等紹介
トービン,グレアム[トービン,グレアム] [Tobyn,Graeme]
メディカル・ハーバリスト、占星術研究家。英国メディカル・ハーバリスト協会会員。カンパニー・オブ・アストロロジャーズ会員。セントラル・ランカシャー大学のハーバル・メディスン修士課程コースリーダー。『ジャーナル・オブ・ハーバル・メディスン』の編集委員であり、国際的にレクチャーをおこなう。占星術書の歴史的文献の研究、翻訳にも取り組んでいる
鏡リュウジ[カガミリュウジ]
占星術研究家・翻訳家。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。占星術の心理学的アプローチを日本に紹介し、従来の「占い」のイメージを一新。占星術の歴史にも造詣が深い。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事。平安女学院大学客員教授。京都文教大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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