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出版社内容情報
クラウド化のためのデータセンターが世界各地に作られ、データ送信のために海底を埋めつくす通信ケーブル。膨大な電力や資源が「デジタル化」へ注ぎ込まれる現代。「持続性」の見えないデジタル社会に答えはあるのか。
内容説明
「いいね!」が直面する不都合な真実。わたしたちが日々生み出す膨大な「データ」は、何を生み、何を壊したのだろうか―世界の電力の10パーセントを消費するデジタル技術と「スマート」な生活の先にある「真実」とは。気鋭のジャーナリストが世界中を取材してわかったデジタルの暗い断面。
目次
第1章 デジタル・テクノロジーとエコロジーの関係は空想にすぎない
第2章 スマートフォンの平穏さはどこに?
第3章 「非物質」の暗黒物質
第4章 クラウドを調査する
第5章 ものすごい電気の無駄づかい
第6章 北極圏におけるたたかい
第7章 デジタルの世界の拡大
第8章 ロボットは人間よりも環境を汚染する
第9章 海底の無数のタコ足
第10章 デジタルインフラの地政学
エピローグ 未来の通り
著者等紹介
ピトロン,ギヨーム[ピトロン,ギヨーム] [Pitron,Guillaume]
1980年生まれ。資源地政学を専門とするジャーナリスト(ル・モンド・ディプロマティーク誌など)、ドキュメンタリー監督。パリ大学で法学修士、ジョージタウン大学で国際法修士号を取得。レアメタルと地政学について、フランス議会などに定期的にレクチャーしている
児玉しおり[コダマシオリ]
神戸市外国語大学英米学科、神戸大学文学部哲学科卒業。1989年渡仏、パリ第3大学現代仏文学修士課程修了。パリ近郊在住の翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Isamash
イカ
oritako
ヾ⌒*(๑╹ꇴ╹)*⌒و
古民家でスローライフ