古代ワインの謎を追う―ワインの起源と幻の味をめぐるサイエンス・ツアー

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古代ワインの謎を追う―ワインの起源と幻の味をめぐるサイエンス・ツアー

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  • サイズ 46判/ページ数 298p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784562071821
  • NDC分類 588.55
  • Cコード C0098

出版社内容情報

中東で出会った奇妙な赤ワインにすっかり心奪われた著者は、古代ワインとワインの起源を探す旅に。古代の王たちが飲んでいたワインの味は? ブドウ品種は? ワイン醸造の世界を科学的なアプローチで探訪するノンフィクション

内容説明

記者である著者は、取材で訪れた中東のホテルで、偶然口にしたワインに衝撃を受ける。シラーのようだが、シラーではない。どんなワインとも違う個性。その名はクレミザンワイン―専門家すら聞いたことがないこのワインは何者なのか?「クレミザンワイン」の正体とワインの起源を探すため、中東からコーカサス、地中海地域、ヨーロッパ、アメリカをめぐることに。そこで出会ったのは、遺跡から古代の酒を再現しようとする考古学者、DNA解析で古代品種の再生を目指す科学者、そして個性豊かな醸造家たち―。たった1本のワインとの出会いからはじまった10年にもおよぶ著者の旅が、やがてワイン界に新しい潮流をもたらすことに。

目次

第1部(謎のワイン;古生物学と古代ワイン;クレミザン;イスラエルの忘れられたブドウ品種;ワイン科学者 ほか)
第2部(ゴリアテ、採集体験、そして、見つかった答え;イタリア、レオナルド・ダ・ヴィンチ、自然派ワイン;ワインとフォアグラ;テロワールの科学;帰国、そして聖地のワイン ほか)

著者等紹介

ベゴス,ケヴィン[ベゴス,ケヴィン] [Begos,Kevin]
AP通信、『タンパ・トリビューン』『ウィンストンセーラム・ジャーナル』の特派員、MITナイト・サイエンス・ジャーナリズム・フェローなどを経てフリーランス・ライターに。『サイエンティフィック・アメリカン』『クリスチャン・サイエンス・モニター』『USAトゥデイ』『ニューヨーク・タイムズ』等多くの新聞・雑誌に寄稿。エネルギー、サイエンス、ワイン、環境、生活などをテーマとする。受賞歴も多数

矢沢聖子[ヤザワセイコ]
英米文学翻訳家。津田塾大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

singoito2

8
当サイトで見かけて借りてみました。ノンベェには楽しい一冊。お相撲さんの黒海の出身地、ジョージアのワインを飲みたくなりました・・・でも、味覚が鈍感な自分には美味しさが分るだろうか、とも思いました。2024/01/19

qoop

7
聖書の預言者が飲んだワインとはどんな味か…… そんな思いに取りつかれた著者。葡萄の品種や生産地のブランド化が進むにつれ、消滅の危機に瀕した、あるいは絶滅した品種/ワイン文化が如何に多いか。本書を読むと改めて、今から始めるリローカリゼーションの問題点に気付かされる。本書はまさに、失われた味を復活させるべく苦闘を続ける人々への、焦燥感を伴ったエールだろう。2022/11/29

Wataru Hoshii

5
アメリカの科学ライターが中東の古代品種への興味をきっかけに、現在ワイン業界での大きな流れとなっている土着品種への注目について調査・考察した本。この2000年代のムーブメントの世界的な広がりを同時代的に取材している。ワインの専門家が書いた本ではないことがプラスに作用していて、一般向けで読みやすい。私も土着品種に興味があり、土着品種の商品開発が盛んなイタリアワインを愛好しているので、面白く読んだ。ただ私は、ワインの「美味しさ」の基準は時代と共に大きく変化していると思う派なので、そこは著者とは考えが違うけど。2022/08/20

Go Extreme

1
謎のワイン 古生物学と古代ワイン クレミザン イスラエルの忘れられたブドウ品種 フレーバー、テイスト、マネー コーカサス 酵母、共進化、スズメバチ アフロディーテ、女性、ワイン ゴリアテ、採集体験、そして、見つかった答え イタリア、レオナルド・ダ・ヴィンチ、自然派ワイン ワインとフォアグラ テロワールの科学 帰国、そして聖地のワイン アメリカのワイン用ブドウ品種 ワイン科学の暗黒面 グレイプショナリー 最古のブドウ、いにしえの味 出生先のホテルの部屋に備えつけられていたワインの味が忘れられず2022/07/02

貴船綏子

0
始まりは著者が気になった一つのワインですが、その後世界のいろんなマイナーなぶどうを使ってワインを作っている人たちが取材され、それぞれどんな味なんだろうと思いながら読んだ。フランスの超有名品種以外の状況がわかる。2023/06/01

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