薬草ハンター、世界をゆく―義足の女性民族植物学者、新たな薬を求めて

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薬草ハンター、世界をゆく―義足の女性民族植物学者、新たな薬を求めて

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  • サイズ 46判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562071630
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ベトナム戦争で父が浴びた枯葉剤のために骨格異常で生まれた少女は幼少期に右足を切断。やがて医学を志し、研修先のアマゾンで薬草に魅せられる。新薬を求めて世界中をまわり、科学者として母として苦闘する半生を自ら語る。

内容説明

ベトナム戦争で父が浴びた枯葉剤のために右足を切断せざるをえなくなった少女が医学を志し、研修先のアマゾンで薬草に魅せられ、やがて新薬を求めて世界を飛びまわるまでになる。科学者として母として苦闘する半生を自ら語る、感動のノンフィクション!

目次

第1部 自然(わたしの脚と大自然;ジャングルへようこそ;腸内の寄生虫 ほか)
第2部 感染(コインランドリー;フィールドから研究室へ;赤ちゃんとバイオフィルム ほか)
第3部 医療(海のキャベツ;ビリーはブランコから落ちた;もうひとりのレオナール ほか)

著者等紹介

クウェイヴ,カサンドラ・リア[クウェイヴ,カサンドラリア] [Quave,Cassandra Leah]
1978年生まれ。アメリカの医学民族植物学者。医学博士号取得。ジョージア州エモリー大学医学部皮膚科学科准教授。同大学ヒューマンヘルス研究センター准教授および植物標本室室長も兼務する。専門は細菌の生物膜形成(抗生物質耐性の原因のひとつ)を阻害する植物の研究。論文多数。先天性欠損症により3歳のときに右下腿を切断

駒木令[コマキリョウ]
翻訳家。ポピュラー・サイエンスから人文科学、英米文学まで幅広い分野の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

73
植物民俗学者、自伝。 すごいです。パワフル。 調査先のイタリア農村で出会った男性と結婚、というのも驚いたけど、これがいい夫になるのです。主夫、子育て、研究の手伝い。 世界中に、薬となる植物を求めて。2023/05/08

R

56
副題の通りの内容なんだが、ものすごいバイタリティで人生を切り開いてきた著者の半生記。先天的な障害を抱えながらも、前向きに生きて、自分がしたいこと、信じることを邁進してきたというのが清々しい。伴侶との出会いも描かれているんだが、訳の問題か、死に別れそうな描写ばかりでひやひや読んだけど、素晴らしいパートナーと仲睦まじいだけだった、おめでたい。民族植物学という、あやしげと捉えられそうな分野ということもあり、研究資金との悩ましい戦いも大変そうだが、応援したくなるすごい人だ。2022/12/08

くさてる

35
すごく面白かった。生まれつきの骨格異常のため幼少時に右足を切断した少女が医学を志し、西洋医学と伝統療法の良い部分を統合することを目指して、植物由来の抗生物質や抗菌剤を発見するために植物採集をし、研究を重ねていく姿を描いた自叙伝。西洋医学と伝統療法、どちらかの立場に偏りすぎることない立場に好感が持てました。学者のとてもシビアな人生(お金がないと研究も生活もできない!)と、女性ならではの苦悩もしっかり描いて読み応えあります。おすすめ。2022/07/13

tom

22
ベトナム戦争で父は枯葉剤を浴びた。アメリカに帰った父から著者が生まれる。彼女は、枯葉剤により障害を持って生まれ、幼少のとき片足を切断する手術を受けた。彼女は科学を愛し、自分の医療体験から医者になろうと思って勉強したのだけど、いつしか植物と薬の関係に関心を持った。それから走り始める。その経緯と現在を書いた本。彼女の目的意識と、それを実現するための行動力は凄い。そして、彼女を支えた夫のマルコの誠実さと柔軟さも素晴らしい。なかなかの感動物語だと思う。彼女の研究成果が新薬につながったらと願うばかり。2022/07/05

羊山羊

18
片足義足の女性化学者が医療に役立つ植物を求めて、世界の伝統医療を探るフィールドワーク本。本著は、・TK(伝統的知識)と最新科学の融合・著者と大発見の興奮の共有・著者にかかる苦難。の3つが読みどころで、このどれかが刺さる人にはおすすめ。特に序盤のアマゾンのドン・アントニオとの邂逅はとても面白い。また、著者に終始徹底して襲い来る苦難・特に研究予算確保の問題は、あまり他のフィールドワーク本では書かれないので参考にもなる。今年上半期のベスト候補の1冊でした。 2022/06/06

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