出版社内容情報
ライラには秘密の仕事があった。訳ありの依頼人に美味しい料理を作ってこっそり届けるお料理代行だ。けど殺人事件が起きて大ピンチ!両親の不動産業を手伝って物件紹介するのがライラのお仕事。
でも彼女にはもうひとつ別の顔があった。それは、秘密のケータリング。ちょっと訳ありの依頼人…料理下手なのを隠したい、高齢で料理できなくなったことを家族に内緒にしたい、シングル・ファーザーが父親の手料理を食べる喜びを子供たちに味あわせてやりたい…そんなそれぞれの事情を持つお客さんのもとに、美味しい料理を作ってこっそり届けるのだ。
まだいまはつつましい家と、つつましいキッチンしかないけど、いつか本格的な調理器具でケータリングを本業にするのがライラの夢だった。ところがある日、いつもどおり秘密の依頼を受けて作ったチリコンカンが教会のイベントで振る舞われると、それを最初に口にした女性が食べた人が死亡してしまった。何者かが鍋に毒を混入したらしい。ライラはすぐに事情を警察に話そうとするが、自分が作った料理だと見栄を張りたい依頼人が嘘を突き通す限り、ライラは警察に真実を言えずに窮地に追いやられてしまい!?
ジュリア・バックレイ[ジュリアバックレイ]
上條ひろみ[カミジョウヒロミ]
内容説明
昼間は両親の不動産業を手伝う普通のOL。そんなライラにはもうひとつ別の顔があった。それは秘密のお料理代行。ちょっと訳ありの依頼人―料理下手なのを隠したい、高齢で料理できなくなったことを家族に内緒にしたい―さまざまな事情を持つお客様のもとに、美味しい料理を作ってこっそり届けるのだ。ところがある日、いつもどおり秘密の注文を受けて作ったチリコンカンがイベントで振り舞われると、最初に口にした女性が死亡してしまった。何者かが鍋に毒を混入したらしい。ライラはその料理を作ったのが自分だとすぐに警察に話そうとするものの、依頼人は秘密を明かすことを許してくれない。そのせいでライラはとんでもない窮地に追いやられてしまい!?
著者等紹介
バックレイ,ジュリア[バックレイ,ジュリア] [Buckley,Julia]
高校教諭を28年間務めた後、2006年に“The DarkBackward”で作家デビュー。アメリカ探偵作家クラブ、シスターズ・イン・クライム、アメリカロマンス作家協会のメンバー。シカゴ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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