出版社内容情報
シンガポールで名物カフェを営む好奇心旺盛なアンティ・リー。知人の遺体が見つかり、冷静なメイドが諌めるのも聞かず、調査を始め…
シンガポールで〈アンティ・リーズ・ディライツ〉という名物カフェを営むアンティ・リーは、知りたがり屋で負けず嫌い。
観光地の島で見つかった女性の遺体が知人と知るやいなや、メイドがいさめるのも聞かず、探偵ごっこを始めてしまう。
ある時はカフェの料理人、ある時は真珠のネックレスをつけた優雅な老婦人として警部よりも一枚上手だ。
けれど真犯人を見つける前に、マングローブの森で第二の死体が見つかり……。
内容説明
シンガポールで名物カフェを営むアンティ・リーは、知りたがり屋で情深い裕福な老婦人。観光地セントーサ島の浜辺に打ち上げられた女性の遺体が知人のローラとわかると、メイドが止めるのも聞かず、探偵さながらの捜査を開始。死んだローラになりすまして、メールを送ってきたのはいったい誰なのか?長年、地元でたくさんの客と接してきた、人柄を見抜く達人アンティ・リーの目が鋭く光る!香辛料がぴりりと利いた伝統料理に色鮮やかなスイーツ―アンティ・リーが心をこめて作る料理は体を温め、癒しながら、食べる人の心にすっと沁みていく。そんな料理さながら、滋味豊かな推理がじわりと真犯人を追い詰める!
著者等紹介
ユウ,オヴィディア[ユウ,オヴィディア] [Yu,Ovidia]
シンガポールの人気作家。医科大学を中途退学したのち、舞台用の脚本を書きはじめ、以降、30作品以上がシンガポール、マレーシア、オーストラリア、イギリス、アメリカで上演されている。舞台“ザ・ウーマン・イン・ア・ツリー・オン・ザ・ヒル”は、エディンバラ・フェスティバル・フリンジで大賞を受賞した。シンガポール、インドで数々のミステリ小説を上梓し、シンガポール国内では、アメリカのクイズ番組“ピラミッド”を模したテレビ番組のレギュラー出演者としてよく知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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