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出版社内容情報
一万二千年前から現代までの海と人の歴史、未来の海と人の営みに魚類学者の視点で迫る。約百キロ変動した海岸線、萬葉集や江戸時代の料理本に描かれた豊饒の海が、汚染された開発の海になるまでを地図やグラフとともに語る。
内容説明
縄文時代は現在の海岸線から70キロ内陸の埼玉県川越市あたりまで「海」だった。1万2千年前から現代までの海と人の歴史、未来の海と人の営みに魚類学者の視点で迫る。萬葉集や江戸時代の料理本に描かれた豊饒の海が、汚染された開発の海になるまでを地図やグラフとともに語る。
目次
はじめに 私たちの江戸前の海―前書きにかえて
第1期 縄文時代から古墳時代まで―状況から思いを馳せる江戸前の海
第2期 飛鳥時代から戦国時代まで―資料から読み解く江戸前の海
第3期 江戸時代―資料を選んでまとめて見る江戸前の海
第4期 明治時代から戦前まで―近代化に歩みだした江戸前の海
第5期 数値でみる戦後の江戸前の海
おわりに 私たちの江戸前の海を持続させるために
著者等紹介
河野博[コウノヒロシ]
東京海洋大学名誉教授。1955年愛媛県生まれ。東京水産大学(現東京海洋大学)水産学部卒業、東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。農学博士。イタリアや東南アジアで研究生活を過ごし、91年に東京水産大学魚類学研究室の助手となり、93年から東京湾の魚類を研究。助教授、教授を経て2021年名誉教授。共同代表をつとめる東京海洋大学江戸前ESD協議会では「江戸前の海 学びの環づくり」を目指した普及活動をしている。専門は魚類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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