出版社内容情報
騎士道は今日までヨーロッパ文化の一部であり、高貴な行動の象徴である。彼らの戦闘技術、武器や鎧、行動規範など、人々の想像力をかきたててきた騎士の世界を、中世史の専門家が200点以上の図版とともに丁寧にガイドする。
内容説明
騎士は、ほぼ五〇〇年間、ヨーロッパの戦争における究極の戦士だった。二世紀半ばから一五〇〇年代初頭にかけて、これらの高度に訓練されたエリート戦闘員たちは、すぐれた突撃の力でヨーロッパの戦場を支配した。しかし、騎士は単なる戦闘員ではなかった。騎士道の行動規範によって、彼らは神に仕え、礼節を重んじ、音楽をたしなみ、詩を書き、法の仲裁者となり、主君を支援し、宮廷の婦人たちに奉仕し、人々を保護することが期待されていた。本書はテーマ別に、中世の騎士の戦闘技術、武器と鎧甲冑、さまざまな騎士団、戦場における騎士による支配の衰退など、騎士のあらゆる側面をヴィジュアルに解説する。
目次
騎士の起源
騎士道の掟
訓練と戦闘技術
甲冑と武器
騎馬突撃
騎士団
エピローグ―騎士の終焉
著者等紹介
ジェスティス,フィリス[ジェスティス,フィリス] [Jestice,Phyllis]
サウスカロライナ州のカレッジ・オブ・チャールストンの中世史の教授。スタンフォード大学で歴史と人文科学の修士号および博士号を取得
大間知知子[オオマチトモコ]
お茶の水女子大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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