図説 魔女の文化史

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図説 魔女の文化史

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  • サイズ B5判/ページ数 193p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784562059096
  • NDC分類 387
  • Cコード C0098

出版社内容情報

中世末から現代まで、魔女という存在がどのように認識され、表現されてきたのか。魔女にかんするヴィジュアルな文化史。危険で邪悪な存在が、魅力的な存在に。このふたつの魔女像は、どのように結びつくのか。 魔女のイメージの変遷を、豊富な図版とともにたどる。

内容説明

時代を越えて魔女像を探るための、時間をたどる真実の旅!ある人々にとっては魅惑的で心をひきつけ、他の人々にとっては危険で呪わしい魔女は、われわれの集団的な想像力のうちにつねに住みついてきた。箒や秘薬、放縦なセクシャリティと結びつけられた魔女は、あらゆる幻想や幻影を引き起こす。豊富なカラー図版とともに描かれる、魅力的な魔女の世界!

目次

第1章 魔女狩り(暴力の世紀;女性嫌悪―理論から実践へ ほか)
第2章 魔術(魔女、夜の女;“夜の戦い” ほか)
第3章 魔女のイメージ(フィクションの人物創造―魔女;ロマン主義的・反逆的な魔女の誕生 ほか)
第4章 政治的な魔女とフェミニストたち(デモをする魔女;1970年代のある女性活動家 ほか)

著者等紹介

デュ・シェネ,セリヌ[デュシェネ,セリヌ] [du Ch´en´e,C´eline]
フランス・キュルチュール番組制作者、ジャーナリスト、大学講師、著述家

蔵持不三也[クラモチフミヤ]
1946年、栃木県今市市(現日光市)生。社会科学高等研究院博士課程修了(民族学専攻)。早稲田大学人間科学学術院教授やモンペリエ大学客員教授をへて、現在早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蘭奢待

43
図説を冠する通り、大判で図版も多く見応えがある。魔女裁判と称して拷問にかけられ、冤罪のまま焚刑に処せられる。しかもそれが合法的に1600年代初頭まで行われてきた。黒歴史である一方で、魔女はアニメキャラ化され、カワイイ女の子となっている。印象付けられたエロティシズムと、ミステリアスさが押し上げるのだろう。 「魔女」が魔女ではなく魔術師でも呪術師でもないとわかった現代、自分たちを魔女であると標榜し、フェミニズム運動などとからめ、呪いをかけるなどの活動もあるらしい。カルト集団化が懸念される。2021/07/18

たまきら

26
徐々にではあるけれど女性があるがままの自分を表現できるような道が開かれてきた21世紀。歴史を振り返ってみると、なんと女性は虐げられてきたことか…。欧米史がメインですが、なかなか楽しめました。そういえばヴィクトリアズシークレット​エンジェルも中止となりましたねえ…。2021/06/20

くさてる

17
歴史的な資料から「魔女」という存在を再構成し、フェミニズムの観点からの再評価を行った一冊。歴史や文化の変遷で移り変わっていく魔女の姿を豊富なカラー図版で紹介していて読み応えありました。2021/05/01

つちっち

13
1652年、ジュネーブで処刑された最後の魔女ミシェ・ショードロンから始まる魔女狩りの歴史。魔術の解説。魔女のイメージの転換となった『魔女』(ジュール・ミシュレ)以降の魔女像の映画や絵画を紹介。抑圧からの解放を意味することで結びついたフェミニズムと魔女。読んでて面白かったのは、魔術とイメージの章。映画『哀しみのベラドンナ』は観てみたい。魔女狩りに際し、魔女の証明に用いられた『魔女への鉄槌』はメチャクチャで意味不明。政治的魔女の章も興味深い。2021/04/24

らむだ

3
魔女裁判の時代から現代まで続く魔女のイメージと、それを取り巻く環境を概観する一冊。 現代のフェミニズムと一体化した魔女像の提示は著者ならではという感じ。 大判でカラー図版が多いので読みやすい。2022/01/30

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