出版社内容情報
中世末から現代まで、魔女という存在がどのように認識され、表現されてきたのか。魔女にかんするヴィジュアルな文化史。危険で邪悪な存在が、魅力的な存在に。このふたつの魔女像は、どのように結びつくのか。 魔女のイメージの変遷を、豊富な図版とともにたどる。
内容説明
時代を越えて魔女像を探るための、時間をたどる真実の旅!ある人々にとっては魅惑的で心をひきつけ、他の人々にとっては危険で呪わしい魔女は、われわれの集団的な想像力のうちにつねに住みついてきた。箒や秘薬、放縦なセクシャリティと結びつけられた魔女は、あらゆる幻想や幻影を引き起こす。豊富なカラー図版とともに描かれる、魅力的な魔女の世界!
目次
第1章 魔女狩り(暴力の世紀;女性嫌悪―理論から実践へ ほか)
第2章 魔術(魔女、夜の女;“夜の戦い” ほか)
第3章 魔女のイメージ(フィクションの人物創造―魔女;ロマン主義的・反逆的な魔女の誕生 ほか)
第4章 政治的な魔女とフェミニストたち(デモをする魔女;1970年代のある女性活動家 ほか)
著者等紹介
デュ・シェネ,セリヌ[デュシェネ,セリヌ] [du Ch´en´e,C´eline]
フランス・キュルチュール番組制作者、ジャーナリスト、大学講師、著述家
蔵持不三也[クラモチフミヤ]
1946年、栃木県今市市(現日光市)生。社会科学高等研究院博士課程修了(民族学専攻)。早稲田大学人間科学学術院教授やモンペリエ大学客員教授をへて、現在早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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