出版社内容情報
原始の時代、女神は生と死と豊饒を司り、尊敬を集めていた。しかし社会の変化にともない、男神にその地位を追われていく。世界各地の神話、伝承をもとに、神話学の第一人者が女神の変容の歴史を探る。図版多数。
内容説明
原始の時代、女神は生と死と豊饒を司り、尊敬を集めていた。しかし社会の変化にともない、男神にその地位を追われていく。世界各地の神話、伝承をもとに、神話学の第一人者が女神の変容の歴史を探る。図版多数。
目次
はじめに 偉大なる女神について
第1章 神話と女性の神格
第2章 創造者としての母なる神―新石器時代と青銅器時代
第3章 インド・ヨーロッパ語族の流入
第4章 シュメールとエジプトの女神
第5章 ギリシアの女神と男神
第6章 『イーリアス』と『オデュッセイア』
第7章 変容の秘儀
第8章 アモール
著者等紹介
キャンベル,ジョーゼフ[キャンベル,ジョーゼフ] [Campbell,Joseph]
比較神話学の分野では随一のアメリカの執筆家、教授。1904年ニューヨーク市に生まれ、コロンビア大学では中世文学を専攻し、修士号を取得後、パリ、及びミュンヘンの大学で研究を続けた。カンタベリー・スクールで教職についた後、1934年からサラ・ローレンス大学文学部に移り、長年にわたって教鞭をとった。初の自身の著作『千の顔をもつ英雄』(倉田真木、斎藤静代、関根光宏訳/早川書房/2015年)が1949年に出版されると、直ちに高い評価を受け、のちに神話学の金字塔としての地位を獲得する。1987年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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