出版社内容情報
読み巧者による充実の「本格ミステリ・ランキング」をはじめ、映画・テレビからコミック、ゲーム作品まで新時代の「本格」を網羅。さらに「新時代新鋭」特集にインタビューは青柳碧人、そして井上真偽。1年間を濃密に圧縮!
目次
2019国内本格ミステリ・ランキング
国内本格ミステリ2019MY BEST 5 全アンケート回答
「国内本格」座談会 令和ミステリは大豊作からのスタート(大森滋樹×蔓葉信博×廣澤吉泰)
『警視庁捜査資料管理室』の妄想暴走安楽椅子推理に抱腹絶倒 2019年の映像本格
デスゲーム・IA・怪異・ホームズ・学園・ストーカー・テロ ライトノベル・ミステリ周航記
世界の謎に挑む少年少女たち ミステリコミック事情2019
INTERVIEW MAN OF THE YEAR 2019 青柳碧人
特集 本格新時代を拓く期待の新鋭、気鋭たち INTERVIEW 注目の気鋭2019 井上真偽
時代の変わり目とジャンルの境界を意識した一年 歴史・時代ミステリ2019
著作権の延長も、捕物帳は花盛り 復刊ミステリ2019〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
123
今回のランキングに目を通してますます新鋭が台頭している事とその中に新本格第1世代の作品とその他ベテラン勢がその隙間を縫ってランクインしているのが強く印象に残った。今年2020年は2011年からのディケイドの終わりの年でもある。そのディケイド最後の年にどんなミステリが出版されるのか実に気になる。海外は昨年以上に華文ミステリがランキングを席巻するのか。オリンピックイヤーだけに海外も国際色豊かなランキングになってほしいものだ。2020年は傑作が多すぎて困る!と選者が悲鳴を上げるような年になることを祈念する。2020/08/16
buchipanda3
105
年末恒例本。ランキングはなるほどという面子。新進がベテランより勢いがある。座談会で新鋭が活躍、ただし読者を選ぶ新鋭だと語られたのも合点。インタビューは青柳さんと井上真偽さん。青柳さんはトリック創作への意欲が印象的。井上さんはジャンルに拘らず書きたいとのこと。でも上苙丞の新作の構想はあるみたいで楽しみ。装幀大賞では喜国さんの選定理由になるほどと。来年の新作では大山さんが参加するプロジェクトが気になる。密室蒐集家の続編も着手とのことで期待。白井さんは来年もたくさん出そうで嬉しい。麻耶さんの新作も待つ。2019/12/06
momi
42
毎年気になっていたのですがこちらの雑誌は今年初めての購入!本格ミステリのベストテン!!毎年購入する「このミス」のベストテンと比べながら楽しく拝読しました♬国内ベストテン…こちらのベストテンもちょうど半分ほど読了済みです!上位3位を読んでます!どの作品も本格ミステリをしっかり楽しませてくれた作品です。納得の結果でした!海外ベストテン…1位はこのミスと同じ作品が1位でした。これは積んでいる場合ではありませんね〜直ぐにとりかかります♬2019/12/16
cinos
37
国内は1,2,3,5,7,8,10 海外は1,2,3,4,5,6,7,9,10 読みました! 今年は新作いっぱい読めてよかったです! 毎年映像本格が楽しみですが、今年は思った映画がなかったです…。2019/12/07
山田太郎
31
ほとんど読んでない上読みたくなるのもあんまりないため現役感ないというか若いのについていけないといいますかそれではいけないと思いますが、やっぱり昔が良かったとジジィはそんなもんなのかなと。乳乳感想書いてるのはどんなもんかと言う気がしてきた。ランキングの解説自分に酔ってる人が多くないかと。深読みしすぎみたいな。2019/12/13