出版社内容情報
巨大な大臼歯を持つ早期ヒト族は何を食べていたのだろう。歯と顎、咀嚼に注目して人類進化を解明しようとした著者は、歯の摩耗痕や骨の炭素同位体比などを追及するうち、従来の見方を覆す衝撃の復元像に導かれる。
内容説明
巨大な大臼歯を持つ早期ヒト族は何を食べ、どんな環境で生きていたのか。歯と顎、咀嚼に注目して人類進化を解明しようとした著者は、歯の摩耗痕や骨の炭素同位体比などを追及するうち、従来の見方を覆す衝撃の復元像に導かれる。
目次
序章
第1章 歯はどのように機能しているか
第2章 歯はどのように使われるのか
第3章 楽園の外へ
第4章 移り変わる世界
第5章 食跡
第6章 ヒトを人間にしたもの
第7章 新石器革命
第8章 自らの成功の犠牲者
著者等紹介
アンガー,ピーター・S.[アンガー,ピーターS.] [Ungar,Peter S.]
1963年生まれ。アメリカの古人類学者、進化生物学者。アーカンソー大学特別教授(DP)、環境動態プログラム・ディレクター。ジョンズ・ホプキンス大学医学部とデューク大学医療センターでも教鞭をとっていた。アーカンソー州ファイエットヴィル在住
河合信和[カワイノブカズ]
1947年、千葉県生まれ。1971年、北海道大学卒業。同年、朝日新聞社入社。2007年、定年退職。進化人類学を主な専門とする科学ジャーナリスト。旧石器考古学や民族学、生物学全般にも関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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