出版社内容情報
毎年、世界中から1千万人を超える観光客が訪れるヴェルサイユ宮殿。ルイ13世統治のつましい建造物として生まれ、ルイ14世がほぼ現在の形に完成させたこの宮殿にかんしては、多くの伝説が語りつがれてきた。果たしてそれらは真実なのか。
内容説明
ヴェルサイエ宮殿はあまりに親しまれているため、わたしたちはよく知っていると思っている。だが、それは間違いである。ヴェルサイユの伝説は多い。宮殿の日常生活について、王政のもとでの権力の行使について、建築について、そして絵画や彫刻にかんして、39のさまざまなテーマからヴェルサイユの真実の姿を明らかにする。
目次
ヴェルサイユはルイ一四世が最初に手がけた建築物だった
ヴェルサイユはルイ一四世のフーケに対する嫉妬から生まれた
宮廷はルイ一四世の即位後すぐにヴェルサイユへ移った
ルイ一四世は子としての情からルイ一三世のヴェルサイユを保存した
ヴェルサイユは巨大な住まいになるはずではなかった
ヴェルサイユは宮廷が最終的にそこにおちついたとき完成した
ヴェルサイユ宮殿はクリエーターたちの協力の成果である
ヴェルサイユはフランス古典主義の傑作である
ヴェルサイユは空気が悪かった
ヴェルサイユの大噴水はルイ一四世の自慢だった〔ほか〕
著者等紹介
ソルノン,ジャン=フランソワ[ソルノン,ジャンフランソワ] [Solnon,Jean‐Fran〓ois]
ブザンソン大学教授。近代史が専門で、アンシャン・レジームのもっともすぐれた研究者のひとりである
土居佳代子[ドイカヨコ]
翻訳家。青山学院大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キンモクセイ
こぽぞう☆
岩月クロ
-
- 和書
- この世とあの世〈講演集〉
-
- 和書
- マクベス 講談社英語文庫