出版社内容情報
パリの歴史的な記念建造物に、新たな、そして視点をずらして光をあてることで、数多くの興味深いことが見えてくる。たとえば建築自体の独自性や用途の方向転換にかんする逸話など、 750以上におよぶ豊富な図版とともにたどる驚きと発見の旅!!
内容説明
建造物の波乱にとんだ運命の物語には、具体的で確実、そしてはっきりと目にすることが可能な要素がくわわっている。ルーヴル宮殿の工事現場の日時計やコンシェルジュリのエロティックな中世の彫刻群、パレ=ロワイヤルにあるルイ16世時代の高層建築物、バスティーユ広場に刻まれた輝かしい、だがいつわりの痕跡、フランス学士院の透明な大時計、オベリスクにみられるブルターニュのヒキガエル、エトワール凱旋門の200個の「貝殻」、オペラ・ガルニエ宮のスライド式のついたて、シャイヨ宮の「間違い」などである。これらのことを知っている人がどれほどいるだろうか。
目次
ルーヴル宮殿
サント=シャペル
司法宮(最高裁判所)
コンシェルジュリ
ポン=ヌフ橋
パレ=ロワイヤルとその庭園
ヴァンドーム広場
ノートル=ダム
ヴォージュ広場
バスティーユ広場
国立自然史博物館
パンテオン
リュクサンブール宮・公園
サン=シュルピス教会
フランス学士院宮殿
国立廃兵院
エッフェル塔
コンコルド広場
凱旋門
オペラ・ガルニエ宮
シャイヨ宮とトロカデロ宮
サクレ=クール大聖堂
著者等紹介
レスブロ,ドミニク[レスブロ,ドミニク] [Lesbros,Dominique]
1974年、フランス南東部ガップ生。ジャーナリスト・作家
蔵持不三也[クラモチフミヤ]
1946年、栃木県今市市(現日光市)生。早稲田大学第1文学部仏文専攻卒、パリ第4大学(ソルボンヌ校)修士課程修了(比較文化専攻)、社会科学高等研究院博士課程修了(民族学専攻)。早稲田大学人間科学学術院教授やモンペリエ大学客員教授をへて、現在、早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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