赤の歴史文化図鑑

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赤の歴史文化図鑑

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  • サイズ B4変判/ページ数 220p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784562056019
  • NDC分類 209
  • Cコード C0022

出版社内容情報

赤は、ヨーロッパにおいて人々が塗料としても染料としても最初に扱うことを覚えた色である。色彩の社会・文化史のシリーズの1冊。赤は、ヨーロッパにおいて人々が塗料としても染料としても最初に扱うことを覚えた色である。物質、社会、芸術、夢想、象徴、どの観点から見ても、長いあいだ「きわだって」もっとも豊かな色でありつづけた。豊富な図版に支えられた本書は、ヨーロッパの色彩の社会・文化史のシリーズの1冊。

ミシェル・パストゥロー[ミシェルパストゥロー]
著・文・その他

蔵持不三也[クラモチフミヤ]
翻訳

城谷民世[シロヤタミヨ]
翻訳

内容説明

120におよぶ豊富な図版とともに、芸術作品に使われている色についてはもちろん、染料や画材や染色の技術、その染料の原産地との関係、日常生活における色彩、キリスト教の影響など歴史を追って考察したヨーロッパの色彩の社会・文化史!

目次

原初の色(始原から古代末期まで)(最初の色彩;火と血 ほか)
好まれる色(6‐14世紀)(教父たちの赤4色;キリストの血 ほか)
異議を申し立てられた色(14‐17世紀)(地獄の業火に焼かれて;赤毛の男ユダ ほか)
危険な色?(18‐21世紀)(赤の周縁―ローズ;美顔料と社交界の慣例 ほか)

著者等紹介

パストゥロー,ミシェル[パストゥロー,ミシェル] [Pastoureau,Michel]
1947年パリ生まれ。国立古文書学校卒。フランス国立図書館メダイユ部門主任をつとめたのち、国立高等実習研究院、ついで国立高等社会科学研究院主任教授、フランス紋章・印章学会会長などを歴任した。著書『われわれの記憶の色』(2010年)でメディシス賞(評論部門)受賞

蔵持不三也[クラモチフミヤ]
1946年栃木県今市市(現日光市)生まれ。早稲田大学第1文学部仏文専攻卒、パリ第4大学(ソルボンヌ大学)修士課程修了(比較文化専攻)、社会科学高等研究院博士課程修了(民族学専攻)。早稲田大学人間科学学術院教授やモンペリエ大学客員教授をへて現在早稲田大学名誉教授

城谷民世[シロヤタミヨ]
北海道室蘭市生まれ。早稲田大学人間科学部人間健康科学卒、パリ第7大学前期博士課程(政治社会学専攻)修了、エクス=アン=プロヴァンス大学政治学院後期博士課程修了。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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夜長月🌙@読書会10周年

63
赤色の近代までの歴史です。古代から文書の中に最も多く出てくる色は赤と黒と白でした。しかし、古代において色単独では意味を持っていませんでした。つまり赤い服が好きとは言えても赤色を好きという概念は無かったのです。しかし色の流行があるように青がより高貴な色とされた時代もあります。16世紀には赤は衰退します。その後フランス革命などで赤旗は革命の象徴となり復興。その後は共産主義の色となります。国旗の色を見ると77%に赤が使われています。白は58%、青・緑が40%と圧倒的です。赤は人に最もインパクトを与える色なのです2023/02/10

33 kouch

30
「赤色」について文化的・歴史的に横断する、その切り口が興味深い。色の中では原始的で最初の色として位置づけている。血と炎からの連想で、その後様々な象徴として位置づけられている。また目立ち強い色であることからも警告や異議申し立てとしても用いられる。交通法規の一時停止、レッドカード、レッドリスト、資本主義社会への異議である共産主義…他の色よりも際立った特徴を持つ赤を絵画や写真等参照しつつ説得力をもって語る一冊。このシリーズの他の色も読みたくなった。2024/11/04

takakomama

5
古代から21世紀までの赤い色の歴史。赤い色は旧石器時代から存在し、正義、権力、火、血、偽り、裏切りなど良くも悪くもいろいろな意味があります。国旗や交通標識にも多く使われていています。日本の国旗も赤と白ですね。真っ赤な表紙のインパクトが絶大。2020/02/06

悠々

1
★★☆☆☆2019/03/07

kaz

1
「赤は何万年も前から、他の色に優越してきた」かどうかはともかく、印象的な色であるのは確か。図版を眺めているだけでも面白い。 2019/01/18

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