中国の情報化戦争―情報戦、政治戦から宇宙戦まで

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  • サイズ A5判/ページ数 375p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562055791
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0031

出版社内容情報

中国で近年力を入れている「情報化戦争」。本書は中国の進める情報管理政策を専門家が総括的に分析した基本的図書である。中国で近年とくに力を入れている「情報化戦争」。これは世論戦、心理戦、法律戦を内包した世界的な「情報優勢」を確立しようという政策である。本書は中国の進める情報管理政策を現状から目標に至るまで専門家が総括的に分析した基本的図書である。

本書は、結論として、情報と将来戦に関する中国の進化する見解についていくつかの考えを示している。米国に対する政策の影響についてその焦点を当てているが、これらの検討事項の多くは日本にも当てはまる。中国は、日本を米国の同盟国としてだけでなく、さらにそれ自体で東アジア沿岸地域に対する影響力と支配力の主要な競争相手とみなしている。実際、中国の国家と軍の指導者が彼らの「核心的利益」を確保しようとしており、日本が中国と接近した位置にあることは中国との対立はほとんど避けられないことを意味している。日本にとっては、米国と同様に、あらゆるレベルで情報を活用する能力は、伝統的な軍事的な安全保障だけではなく、経済安全保障と将来の包括的国力の発展にも影響を及ぼす可能性がある。中国は、この点で日米両国(および多くの国々)との競争に自信を持っている。中国のアプローチと見解を理解することは、日米両国政府だけではなく企業や社会にとって有効な対応策を策定するために不可欠である。 2018年5月 ディーン・チェン  ――――本書「日本語版への序文」より

ディーン・チェン[ディーンチェン]
著・文・その他

五味睦佳[ゴミムツヨシ]
翻訳

内容説明

サイバー攻撃、世論誘導からネット支配、宇宙での優勢にいたる中国「将来戦」の全体像。ヘリテージ財団アジア研究センター上級研究員による中国の「現在」と「未来」。

目次

第1章 舞台設定―情報に対する中国の進化しつつある考え方
第2章 中国の軍隊―父親時代の人民解放軍ではない
第3章 情報化紛争―情報革命の中での党の統制の維持
第4章 情報戦―次期戦争において情報戦役を遂行すること
第5章 情報作戦―理論を実践へ
第6章 宇宙と情報戦―情報優勢に対するきわめて重要な戦場
第7章 情報優勢を確保するための組織化
第8章 将来戦に関する中国の見方と米国にとっての意味合い

著者等紹介

チェン,ディーン[チェン,ディーン] [Cheng,Dean]
ヘリテージ財団アジア研究センターの中国政治・安全保障担当上級研究員。海軍分析センター、SAIC、米国議会技術評価局に在籍。また、中国の軍事および安全保障の発展についての議会証言、米陸軍大学、国防大学、空軍士官学校等で多数講演

五味睦佳[ゴミムツヨシ]
1941年、愛知県名古屋市生まれ。1964年防衛大学校航空工学科卒(8期)。米国海軍兵学校交換教官、米国海軍大学指揮課程卒。練習船隊司令官、大湊地方総監、海上自衛隊海上幕僚副長を経て、海上自衛隊自衛艦隊司令官で退官(海将)。株式会社NTTデータ顧問を経て、株式会社エヌ・エス・アール取締役、デイフェンス・リサーチ・センター研究員

鬼塚隆志[オニズカタカシ]
1949年、鹿児島県生まれ。1972年防衛大学校電気工学科卒(16期)。フィンランド防衛駐在官、第12特科連隊長兼宇都宮駐屯地司令、陸上自衛隊調査運用室長、東部方面総監部人事部長、愛知地方連絡部長、富士学校特科部長、化学学校長兼大宮駐屯地司令歴任後退官(陸将補)。現在、株式会社エヌ・エス・アール取締役、株式会社NTTデータアドバイザー、日本戦略研究フォーラム政策提言委員、日本安全保障戦略研究所研究員

木村初夫[キムラハツオ]
1953年、福井県生まれ。1975年金沢大学工学部電子工学科卒。1975年日本電信電話公社入社、航空管制、宇宙、空港、核物質防護、危機管理、および安全保障分野の調査研究、システム企画、開発担当、株式会社NTTデータのナショナルセキュリティ事業部開発部長、株式会社NTTデータ・アイの推進部長歴任。株式会社エヌ・エス・アール代表取締役、株式会社NTTデータアドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やすお

5
中国の人民解放軍(中国共産党の軍隊)の組織や将来の展開について解説する本である。人民解放軍の近代化にあたり、従来の陸海空だけでなく、インターネット空間や宇宙空間でイニシアチブを取るための活動を紹介している。目に見える戦争は起こっていないものの、情報戦は常に戦闘状態にあるようなものであり、今現在も大国を中心に戦争の準備がなされていると思うと、恐怖を覚える。一方で、日本のことを考えると、情報戦争においては無防備に近い。せめて日本にも諜報組織(CIAのようなもの)を整備した方が良いのではないだろうか。2018/11/30

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