新時代「戦争論」

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新時代「戦争論」

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562055753
  • NDC分類 391.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

軍事戦略思想の世界的大家が、戦争の原因や経済の役割など、現代の戦争を取り巻く状況の変化を読み込みつつ、「戦争論」を提示。軍事戦略思想の世界的大家が、戦争の原因や経済の役割など、現代の戦争を取り巻く状況の変化を読み込みつつ、クラウゼヴィッツと孫子を批判的に参照することであらたに包括的な「戦争論」を提示。

マーティン・ファン・クレフェルト[マーティンファンクレフェルト]
著・文・その他

石津朋之[イシヅトモユキ]
監修/翻訳

江戸伸禎[エドノブヨシ]
翻訳

内容説明

軍事戦略思想の世界的大家が、これからの「戦争」を取り巻く状況の変化を読み込みつつ、クラウゼヴィッツと孫子を批判的に参照することで生まれた、21世紀の「戦争論」。

目次

軍事理論の危機
なぜ戦争か?
経済と戦争
戦争の課題
部隊の編成
戦争の遂行
戦略について
海戦
空戦、宇宙戦争、サイバー戦
核戦争
戦争と法
非対称戦争
変化、持続、そして未来

著者等紹介

クレフェルト,マーチン・ファン[クレフェルト,マーチンファン] [Creveld,Martin van]
ヘブライ大学名誉教授。オランダ生まれで、1950年からイスラエル在住。軍事史および軍事戦略の世界屈指の専門家。著書は30冊以上にのぼり、20か国語に翻訳されている

石津朋之[イシズトモユキ]
防衛省防衛研究所戦史研究センター長(併)国際紛争史研究室長。ロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部名誉客員研究員、英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、シンガポール国立大学客員教授を歴任。青山学院大学、放送大学非常勤講師

江戸伸禎[エドノブヨシ]
国際基督教大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yo

16
『More on War』が原題。孫子とクラウゼヴィッツがカバーしきれなかった事項の検討を加えることで、現代の戦争の全体像を理解しようとする。あわよくば現代にも通用する理論を打ち立てたいようだったが、そこには至っていない。あくまで、現状整理という形。戦争とは何か、どんな性質をもち、ゲームや競争とは何が異なるのか。そういった点から解きほぐすため、むやみに使われがちな「戦争」というワードを今一度考えなおすにはとても良い。安全保障を学ぶ者ならば戦争について考えるべきだし、その際には本書は必読と言えるだろう。2018/06/08

Tom

4
原著は2017年刊。著者は名著『補給線』で有名。孫子やクラウゼヴィッツをリスペクトしつつも、技術や時代の制約のせいで彼らが見落としていたものや新たに出現した領域(海戦、空戦、核、サイバー、非対称戦等)を補完するような内容。戦争の技術論(いかに勝利するか)的なものはさておき、2023年11月現在、世界には大きな2つの戦争がある。戦争が発生する原因については様々なパターンがあり、いずれかが当てはまると思われる。ただ、この度のような戦争をいかに予防するか、という問いについての答えは本書にはないと思われる。2023/11/14

K.C.

3
クラウゼヴィッツと孫子をベースに、批判的に論評しながらも、その時代になかった「戦争論」を付け加えていく。クラウゼヴィッツの戦争論が完結していないという事情、孫子の記述トーンと、軌を一にするものをベースにしていないという点は気になるが、切り口としてアップデートした意味はあると感じる。2018/10/19

in medio tutissimus ibis.

1
ここではこれまでの戦争のあらゆる側面が描き出されてはいるが、それそのものから教訓めいたことを読み出す事を著者は求めていない。実際には、具体的な戦争の諸相は時代と地域により常に変わってきたしこれからも変わるだろう、というのが唯一の教訓めいたものである。戦争とは、国際的無政府状態から生まれる、自己正当化した共同体同士の死を賭した自己表現である。砕けた言い方をすれば、人生なのだ。だから絶対の正解はないし、あると思うべきでもない。今この時を以て過去と決別し、今この時に相応しい新時代の戦争論を作り続けねばならない。2019/06/16

泥岳

1
クラウゼヴィッツ批判の典型というか、まとめというべきか迷います。著者もクラウゼヴィッツには技術に対する言及が無いと言い、サイバーや宇宙技術などに対して項を割きます。しかしそれこそ、著者が言う様な、時代と共に陳腐化してしまうテクニカルな蛇足でしょう。それらは、紙やボールペンの様に普遍的に普及するかも知れませんが、やがて現代のサイバーや衛星よりもより速く正確な技術が産まれます。 言及すべきは、技術それ自体ではなく、軍政や部隊指揮が、どのように関わるべきか、評価すべきか、であると思案します。2018/09/13

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