出版社内容情報
特集は「新本格」30周年記念三世代座談会は法月倫太郎・三津田信三・青崎有吾。さらにドラマ化で話題の大倉崇裕(警視庁いきもの係)インタビューと盛りだくさん。もちろん国内・海外ランキング、作家の近況コーナーも充実、情報満載!
内容説明
新本格ミステリ30周年特集号!記事や年表、コラム形式で30年を一挙おさらい!映像、ラノベ、コミックにゲーム、評論関連まで。1年間の「本格情報」を濃密凝縮!作家、評論家、書店員など読み巧者たちによる個性際立つ本格ミステリ・ランキング!
目次
国内本格ミステリ・ランキング
国内本格ミステリ 2017 MY BEST 5 全アンケート回答
「国内本格」座談会 拡散の危機か、それとも再始動か
横溝正史ブームの再来と安楽椅子探偵の復活 2017年の映像本格
探偵と助手の理ない関係 ライトノベル・ミステリ散策
名探偵コナン二億冊事件と、少年少女の脱出行 ミステリコミック事情2017
INTERVIEW MAN OF THE YEAR 2017 大倉崇裕
特集 新本格ミステリ30周年
近現代史を題材にした作品に傑作が集中 歴史・時代ミステリ2017
復刊は、著作権消滅をどう捉えるかという問題でもある 復刊ミステリ2017〔ほか〕
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
102
今回は新本格ミステリが30周年を迎えた年の特集号となった。ランキングはまさに「本格ミステリ」に焦点を当てているだけあって、『このミス』とは異なっており、このオリジナリティは実に楽しい限りだ。法月綸太郎氏、三津田信三氏、青崎有吾氏の本格三世代座談会は実に世代性が色濃く出て、実に面白かった。まさにミステリ濃度100%の内容だ。もっとページを増量して更にディープに特集してもいいくらいだ。毎回このムックを読むと私の本格ミステリ好きマインドが胸を焦がし続ける。そしてまた今年も刊行される季節となった。実に愉しみだ。2018/11/30
山田太郎
50
1位のやつえらく評判高いというかどこでも1位のようですが、これがだめなら私としては現役感がなくなり、いまの時代についていけない年寄ということで、これからの読書人生かけて読んでみたいと思います。2017/12/18
yucchi
36
今年もこの季節がやってきました。早いものですねぇ。と言っても毎年毎年、文庫派の私はほぼ読んだことのない本ばかりでして(^_^;) 1位の作品は早目に読んでみたいです(^o^) あまり情報を入れないほうがフラットな気持ちで読めるので、説明文は全体的に流し読み。2017/12/14
ハスゴン
35
もはや季節もので、やはりという順位ですね。本格といいながら、様々なメディアを取り上げているので、取りこぼしを確認できるのがいい!2017/12/06
おか
31
積読本から:はぁ またしても読みたい本を増やしてしまった。一番の押しは 法月綸太郎氏と三津田信三氏、青崎有吾氏の対談 これは一読の余地があるし やはり私が好きな作家さんは 素晴らしいね と自画自賛(笑)2024/11/13