出版社内容情報
ホモ・サピエンスは他の種族よりも脳の容量は小さいのに、どうして現生人類として繁栄することができたのか。ホモ・サピエンスは他の種族よりも脳の容量は小さいのに、どうして現生人類として繁栄することができたのか。遺伝学や認知心理学の最新研究を取り入れ、脳の構造から解き明かすヒトの進化の分岐点!
イアン・タッターソル[イアン タッターソル]
河合信和[カワイノブカズ]
内容説明
古人類学界の泰斗がときあかす人類の進化700万年の過程。複雑な遺伝子の偶然の副産物として獲得された認知能力が、ホモ・サピエンスを生き残らせた。遺伝学、言語学、認知心理学などの研究成果も取り入れ、進化の謎に迫る!
目次
ヒトの太古の起源
二足歩行の類人猿の繁栄
初期のヒト科の生活様式と内面世界
多様なアウストラロピテクス類
闊歩するヒト
サバンナの生活
アフリカを出て、舞い戻る
世界に広がった最初のヒト
氷河時代と最初のヨーロッパ人
ネアンデルタール人とはだれなのか?
新旧の人類
謎に満ちた出現
象徴化行動の起源
初めに言葉ありき
著者等紹介
タッターソル,イアン[タッターソル,イアン] [Tattersall,Ian]
アメリカ自然史博物館人類学部門名誉学芸員。ケンブリッジ大学で考古学と人類学、イェール大学で地質学と脊椎動物の古生物学を学び、これまでにマダガスカル、ベトナムなどの世界各国で霊長類学と古生物学の調査を実施。ヒトの化石や進化、認知機能の起源、マダガスカルのキツネザルの生態研究を主な研究テーマとする
河合信和[カワイノブカズ]
1947年、千葉県生まれ。1971年、北海道大学卒業。同年、朝日新聞社入社。2007年、定年退職。進化人類学を主な専門とする科学ジャーナリスト。旧石器考古学や民族学、生物学全般にも関心を持つ
大槻敦子[オオツキアツコ]
慶應義塾大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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