出版社内容情報
「神童」と言われていたあの子は、その後どうなったのだろう。誰しもが抱く疑問について、著者が徹底的に探る。新たに「菅義偉内閣vs.日本学術会議の神童たち(仮)」の章を追加し、5代続けて東大卒の神童一家である鳩山由紀夫が解説を執筆する。
内容説明
「神童」と言われていたあの子は、その後どうなったのだろう。誰しもが抱く疑問について、教育ジャーナリストである著者が、東大を首席で卒業した人、名門塾のトップなどのその後について取材。新たに「日本学術会議会員の神童学者vs.菅義偉」の章を追加。
目次
第1章 わたしが会った神童たち
第2章 そもそも神童って何だろう
第3章 東大首席神童たちが社会貢献したこと
第4章 神童学者たちはなぜ国に背いたか
第5章 神童一族が社会に与えたインパクト
第6章 知を継承する神童学者の家系
第7章 残念な神童たち
第8章 神童を英才教育で鍛える
第9章 愛すべき神童たち
第10章 日本学術会議会員の神童学者vs.菅政権
著者等紹介
小林哲夫[コバヤシテツオ]
1960年神奈川県生まれ。教育ジャーナリスト。教育、社会問題を総合誌などに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まーくん
81
久し振りにつまらない本を読んでしまった。題名に惹かれて手にしたが、これが、まず週刊誌的発想だったのでしょう。「十で神童、二十歳過ぎればただの人」とは昔から言われてますが…。幼少~中高生の頃、成績が図抜けて優秀で、現在各界で活躍してる方々と、そうではない、やや困った方々の例を大量にあげている。灘,開成、東大理Ⅲその中でも上位の秀才。神童は都会に多い。都会は人口が多い、当然秀才も多い。その中で図抜けた者であるから。地方出身の私にとって、縁遠い話で興味もわかない。都会出身の方には興味ある話かも知れない。2021/11/17
hatayan
38
中3にして東大理3に受かる学力を備えた生徒、10代で司法試験に合格してしまう大学生など、常人とは異なる思考回路を備えたのが「神童」。知の巨人の立花隆や佐藤優、5代続けて東大卒の鳩山家は肯定的に評価、集団的自衛権の解釈を変更した首相補佐官などは残念な例として紹介。持って生まれた才能は社会をより良い方向に導くために生かされるべきと著者は主張。人を食ったようなユーモアある文章がテンポよく快適。鳩山由紀夫への評価が甘い反面与党政治家への評価が厳しめなど、筆者の思想的立場が明らかに偏り気味なのが気になります。2021/04/26
Nori
4
ガリ勉で結果を出せるのは、それもすごい能力だと思うが、神童とガリ勉は違うんじゃないか。 とは言うもののこれはアンチ安倍晋三·菅義偉本か? 巻末の解説がルーピー鳩山由紀夫、なるほど。笑える。 ゴシップ大衆紙レベルとの感想に同意。2022/03/01
ゆうぴょん
2
興味をもって読んでみたんだけど、結局神童は神童のまま?ということ?が書きたかったのかな。とりあえず、山尾志桜里さんがアニー出身とか、立花隆がすごいとか。あと政治家や官僚になったけれども失敗した人もいた。とかはあえてだから?と思う。とりあえず、持ち上げる人とディスられている人の差は、現実での成功か、成功していないのか?ということなんだろうか。ま~、でもこの時点で山尾さんがこの後泥沼不倫…になることはよそくできなかっただろうけど…2022/12/30
takao
2
ふむ2022/07/05