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出版社内容情報
豪華8名によるオール書き下ろし! 意外な結末から忍び寄る恐怖まで人気作家が「毒」を使いこなして導く絶妙な競作!
有栖川有栖[アリスガワアリス]
小林泰三[コバヤシヤスミ]
柴田よしき[シバタヨシキ]
篠田真由美[シノダマユミ]
永嶋恵美[ナガシマエミ]
新津きよみ[ニイツキヨミ]
松村比呂美[マツムラヒロミ]
光原百合[ミツハラユリ]
内容説明
致死量に詳しすぎる女、正統派の毒殺、ネットで知り合った女、身近すぎる毒、毒より恐ろしい偶然…サスペンスから本格まで、一冊に閉じ込めたバラエティ豊かな毒物語集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
178
『アンソロジー捨てる』からアミの会つながりで読んだのだけど、作家陣の面子はだいぶ違ってた。これはこれで楽しめたが。2017/01/17
いつでも母さん
166
待望のアミの会の2弾目!毒殺に絞った作品集。しかも8名それぞれに良かった。柴田よしき目当てだったのだが、どれも良くて・・どれが良い?とは聞かれたくないなぁ(聞かれないけれど・・汗)新津さん、有栖川有栖、松村さんのナザルもほんとに良かった。あ~やっぱりどれも良いのだ!アミの会、次も楽しみに待ちたいです。2016/07/20
ダイ@2019.11.2~一時休止
157
毒殺がテーマのアンソロジー。柴田さん・松村さん・光原さんがよかった。光原さんは今後読む予定の作家さんにしているけど新作でないからあとまわしになっている・・・。2017/07/17
だんじろー
138
アンソロジーの良さは、知らなかった作家さんに出会えるということ。その意味で、松村比呂美さん「ナザル」はとても良かった。完全な物への“恐れ”の感情は、全世界そして全人類共通なんだなあと改めて実感させられた。光原百合さんも、相変わらずの切れ味。2016/10/01
冴子
111
アミの会(仮)のアンソロジー第二弾。今回は男性作家2人も参加。 最後の解説にテーマだけ決め、打ち合わせはしない、と書かれていたが、不思議と同じようなネタはかぶらないものだ。ただ今回は毒殺がテーマだからか、職業が薬剤師ということが多かった。小林泰三さんだけ初読み。有栖川さんの「劇的な幕切れ」は名古屋大の人が死ぬところを見たい衝動に駆られる女子学生をモデルに書いたのだろうか? 光原百合さんの3人の女の話も視点が変わっていて面白かった。1番はやっぱり柴田さんの「猫は毒殺に関与しない」かな。2017/09/16