出版社内容情報
古ぼけたアパートの一室で、変わり果てた姿となった父親と再会した遠田香菜子。そこで出会った青年とともにアパートの調査を開始するうちに、凶悪事件の壮大な陰謀と、初めて芽生えた感情の渦に呑み込まれてゆく。島田荘司選 第6回
内容説明
古ぼけたアパートの一室で再会した父親は、日常生活もままならない変わり果てた姿となっていた―遠田香菜子は、そこで偶然出会った青年とともにアパートの調査を開始する。そんな彼らに、ある男が近づいていた。そしてそれを、ある女が監視していた。やがてふたりは、凶悪事件の壮大な陰謀と、初めて芽生えた感情の渦に呑み込まれてゆく。島田荘司選、第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。
著者等紹介
植田文博[ウエダフミヒロ]
1975年熊本生まれ。都内で会社員をしながら執筆活動を行っている。2013年、『経眼窩式』で第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。