おじさんの哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784562050581
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

生田耕作は「多数派はいつも間違える」と語った。
鶴見俊輔の帯の惹句には「まじめな人はこわい」とある。
高橋源一郎は「わたしたちが目の前にしている「戦争」とは、何だろうか」と問うている。

常識と権威の「父」ではなく、あぶなっかしい「兄」でもない、「叔父さん」という存在が、
いつの時代にも警鐘を鳴らしてきた。
なぜか息苦しい昨今、20人+αの「叔父さん」的著述家の言葉から、いま一度学びたい。
彼らの常識にとらわれない図太さ、声高ではない思慮深さがわたしたちには必要だ。

内容説明

権威的な「父」ではなく、感性は鋭いけれど慌て者の「兄」でもない、「叔父さん」という存在が、いつの時代にも警鐘を鳴らしてきた。20人+αの著述家の文章から叔父の力を考える。

目次

1 叔父さんは非常識(叔父さんはのんき―内田樹;あえて啓蒙しようとしないで考える―高橋源一郎 ほか)
2 まんなかよりも、はしっこがすき(叔父さんはトリックスター―山口昌男;多数派はいつも間違える―生田耕作 ほか)
3 叔父さんは好きなように生きる(叔父さんはスノッブ―植草甚一;スノッブであることに自覚的なスノッブ―伊丹十三 ほか)
4 まじめな人はこわい(叔父さんは単純なように見えて複雑―片岡義男;叔父さんは寛容だけど筋を通す―天野祐吉 ほか)

著者等紹介

永江朗[ナガエアキラ]
1958年、北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。西武百貨店系洋書店に約7年勤務の後、『宝島』および『別冊宝島』の編集を経て、フリーのライターに。「哲学からアダルトビデオまで」を標榜する。ライフワークは書店のルポルタージュ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

17
『叔父さんの哲学』とするべき2022/04/27

geki

3
寸が大きく、鷹揚で、常にリラックスした存在。いい加減で、常識にとらわれず、主流からちょっと外れたところにいる。それがおじさん的な心の持ち方、有りようだという。ちょい過去から現代に至るまで筆者がおじさん代表と思っている人を解説。内田樹、山口昌男、小田実など。何となく追われれているような、ぎすぎすした毎日に周りのみんなをリラックスさせる人でありたい。小生にとってのおじさん的な人は、山本夏彦(辛口も辛口だが)、池波正太郎ぐらいかな。2014/10/12

koro

2
著者が「叔父さん」的な論者について語ったエッセイ集。なるほど正論を振りかざして説教する「親父」ばかりではなく、こちらの言葉に耳を傾け、合ってるんだか間違ってるんだかわからないうんちくを垂れて帰っていく「叔父さん」的な存在がいてもいいと思う。こんな叔父さんが近くにいれば、もう少し生きやすいのになあと思う。2016/02/22

Hisashi Tokunaga

2
執筆動機が、いま「叔父さん」が必要な時代云々とかおっしゃってるけど、自身の読書遍歴が、いまオジサン化したという逆説では?父親は舞台役者のように家で吐く台詞回しが決められてたから「親父」だったのでは?今、世界は成熟したオトナの姿態、ステージでの台詞の模索段階なのか。それで、花田、吉本論争の見方って正鵠?要するに、ここで取り上げた方々の「発言(あるいは無言)の仕方がオジサンとしてなら私評価できるけど、それ以上の評価を筆者に求められても困りますよ」という評論である。こうした評論集もありなのかと唸りました。2014/09/30

pigebs1

1
おじさんおそるべし。色々なおじさんを知ることができた。みんな当然だけど立派な人たちで。何より作者の永江さんがすごい。色々知っていて、少しひねくれていて、でも偉ぶらなくて…まさにおじさん。2021/07/17

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