出版社内容情報
絶滅の危機に瀕する言語の記録のため、シベリアからパプアニューギニアまで、
世界中の僻地を旅する言語学者。
グローバリズムに呑みこまれ、現地語が消滅しようとしている今語られる、
少数言語が失われてはならない理由とは。
内容説明
絶滅の危機に瀕する言語の記録のために、シベリアからパプアニューギニアまで、世界中の僻地を旅する言語学者。グローバリズムに呑みこまれ、現地語が消滅しようとしているいま、そのフィールドワークから語られる、少数言語が失われてはならない理由。
目次
第1章 言語学者になる
第2章 シベリア・コーリング
第3章 言葉の力
第4章 ホツスポットのあるところ
第5章 隠れた言語を探して
第6章 言語の六次の隔たり
第7章 物語が生き残るためには?
第8章 歌が生まれるとき
第9章 世界が衰退に向かうとき
第10章 言語を救うために
著者等紹介
ハリソン,K.デイヴィッド[ハリソン,K.デイヴィッド] [Harrison,K.David]
スワースモア・カレッジ言語学科助教授でナショナル・ジオグラフィックのフェロー研究員。エール大学で博士号を取得。消滅の危機に瀕した言語の中心的スポークスマンとして広く知られ、専門家として意見を求められることも多い。シベリアのテュルク諸語専門の言語学者として、これまでシベリアやモンゴルへ数カ月間にわたる調査旅行に赴き、現地で遊牧民と過ごしながら彼らの言語や伝統を研究してきた。さらにインド、フィリピン、リトアニア、ボリビア、パラグアイ、パプアニューギニア、またアメリカ国内でも、危機に瀕した言語の最後の世代の話者たちと協力してさまざまな活動を行っている
川島満重子[カワシマミナコ]
早稲田大学第一文学部卒業、University of East Angliaにて修士号取得。ノンフィクション、フィクションを問わず幅広いジャンルの翻訳を手がける。ペンネーム多数、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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