出版社内容情報
「ホームズ物語はドイルの母親の不倫から生まれた」。ホームズ作品に現れたドイルの深層心理から、独自の読み方・考え方を提示する。日本の代表的シャーロキアン、小林司の遺作にして東山あかねとの最後の共著!
内容説明
「父親のアルコール症、母親の婚外恋愛…シャーロック・ホームズは著者コナン・ドイルの『家庭の悲劇』から生まれた」。日本を代表するシャーロキアンにして精神科医の著者が贈る「最後の挨拶」。
目次
第1章 そもそも「ホームズ物語」とは何なのか
第2章 見えるものと見えないもの
第3章 読み方の実習
第4章 裏側を読んでみる
第5章 コナン・ドイル人とその人生
第6章 日本におけるシャーロック・ホームズその受容の歴史
著者等紹介
小林司[コバヤシツカサ]
1929年、青森県弘前市生まれ。59年東京大学大学院博士課程修了。医学博士。神経研究所研究部長、青山学院女子短期大学教授、上智大学カウンセリング研究所教授などを経て、メンタル・ヘルス国際情報センター所長。作家。シャーロキアン。ベイカー・ストリート・イレギュラーズ(米国)、ロンドン・シャーロック・ホームズ会その他会員。2010年没
東山あかね[ヒガシヤマアカネ]
1947年、東京都生まれ。東京女子大学短期大学部を経て72年に明治学院大学社会学部卒業。フォトジャーナリスト。シャーロキアン。77年に夫の小林司とともに非営利同好者団体、日本シャーロック・ホームズ・クラブを創立(現在の会員800名)、事務局を運営。小林氏と共著のホームズ関係の著書は74冊。ベイカー・ストリート・イレギュラーズ(米国)ほか会員。健康・生きがいアドバイザー、社会福祉士、精神保健福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
ぽま
アルクシ・ガイ
ゆう
s_n
-
- 和書
- 脳と精神 - 生命の響き