出版社内容情報
日本人や中国人の生活に根ざす龍に関する文物や地誌、慣習、六千年に及ぶ変遷、皇帝や人民の歴史と関わる逸話、今日の話題、西欧やインド、ロシアや中南米のドラゴンやナーガ、クルルカン他との相違など龍の森羅万象を網羅。図版多数
内容説明
六千年の中国歴史に寄り添う龍の影、日本人の心に根ざす龍、東洋のナーガや欧米のドラゴン、南米のククルカンなどとの相違…、実地踏査の臨場感も豊に、貴重な図版と共に縦横に語る龍のすべて。
目次
序章 龍と辰年
第１章 龍と中国の歴史
第２章 龍と中国の伝承
第３章 龍と中国の地誌
第４章 龍と中国の文物
第５章 龍と中国の食と薬
第６章 諸外国の「龍」
第７章 日本人と「龍」
著者等紹介
池上正治［イケガミショウジ］
１９４６年（新潟県）生れ。東京外国語大学中国科卒業。作家・翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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aoto
1
龍にまつわる文化史。著者は徐福伝説を追った研究者。本書の中にも記述があることから、徐福研究を行う過程で得た竜の話が入れ込まれてるのではないかと思う。 中国皇帝と竜とが密接であることを、文献、調度品、レリーフのモチーフなどの起源や伝承から紹介してくれる。浅く広くなイメージで、小ネタが多い。2022/02/27
