出版社内容情報
介護職・ソーシャルワーカー等に対する利用者・家族からの暴力的言動──クライエントバイオレンスの実態と対策。
介護職や地域包括職員・ケアマネジャー・ケースワーカーなどの相談援助職が利用者から受ける暴力的言動の実態を質問紙調査やインタビューから明らかにするとともに、アメリカにおける先行研究を参照しつつクライエントバイオレンスを理解するための基本事項を提示。日本における今後の取組みの参考となることを目指す。対策体制整備のために。
内容説明
介護職・ソーシャルワーカー等に対する利用者・家族からの暴力的言動―クライエントバイオレンスの実態と対策。介護職や地域包括職員・ケアマネジャー・ケースワーカーなどの相談援助職が利用者から受ける暴力的言動の実態を質問紙調査やインタビューから明らかにし、対策と防止への基本事項を示す。
目次
1 日本における暴力とハラスメント(職場における暴力とハラスメント;暴力とハラスメント研究;介護・福祉の現場における実態と認識;発生に関わる要因)
2 予防と対応に向けての基礎知識(体験としての衝撃・対処・影響・支援;予防と対応:多様な主体による推進活動;予防と対応:事業主による包括的取組み)
3 アメリカにおけるクライエントバイオレンス(アメリカと世界各国のクライエントバイオレンス;クライエントバイオレンスの経験と予防・対応の対策に向けた提言)
著者等紹介
副田あけみ[ソエダアケミ]
東京大学大学院教育学研究科教育社会学博士課程満期退学。東京都立大学名誉教授。著書多数
菅野花恵[カンノハナエ]
東京都立大学社会科学研究科社会福祉学博士課程満期退学、米国ピッツバーグ大学ソーシャルワーク大学院修士課程・博士課程修了。現在、米国バルドスタ州立大学ソーシャルワーク修士プログラム大学院准教授。2020年米国バルドスタ州立大学から優秀教授賞(研究部門)を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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