出版社内容情報
2012年は、タイタニック号の海難事故からちょうど100年目にあたる。
約1500名もの犠牲者を出し、海底に沈んだ世界最大の客船は
新種のバクテリアによる傷みが進んでおり、その基礎構造は
もうまもなく崩壊してしまうだろう。
著者ペレグリーノは四半世紀におよぶ深海探査によって得られた証拠に加え、
生存者を訪ね歩き、聞き書きした当時の様子をこの一冊に刻み込んだ。
衝突の前後と事故後のドラマチックな瞬間を伝え、圧倒的な魅力を放つ真実の物語。
内容説明
一九一二年四月、世界最大の豪華客船が氷山に衝突し、一五〇〇名もの犠牲者を出した。現在、四〇〇〇メートルの海底に沈むタイタニック号は、鉄を食べる新種のバクテリアによる傷みが急激に進んでおり、もうあと数十年で基礎構造は崩壊してしまうという。著者ペレグリーノは二五年におよぶ深海探査によって得られた証拠に加え、生存者を訪ね歩き、聞き書きした当時の様子をこの一冊に刻み込んでいる。衝突の前後と事故後のきわめてドラマチックな瞬間を伝えるまさに「最後」の物語がここに誕生した。
目次
収束
良好な状態からはほど遠く
かすかな戦慄
輝くイルカの夜
三位一体
自然にしかず
カスケードポイント
われわれに不利なことばかり
悪夢に忍びよって
起程点〔ほか〕
著者等紹介
ペレグリーノ,チャールズ[ペレグリーノ,チャールズ][Pellegrino,Charles]
科学者、作家。古生物学、宇宙生物学、考古学、昆虫学、無脊椎動物などその研究範囲は多岐に渡り、ロボット工学分野や宇宙探査ロケットなどの開発者としても著名である。海洋学者として四半世紀にわたりタイタニック号の探査計画に参加し、タイタニック三部作を著した。ジェームズ・キャメロン監督の映画『タイタニック』『アバター』では科学コンサルタントを務めている
伊藤綺[イトウアヤ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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