出版社内容情報
機関銃、ロケット、戦車、ダイナマイト、毒ガス、レーダー、手榴弾、生物兵器、原子爆弾…。戦争で使われた兵器は誰がどのように開発したのか。科学者の人物像、発明の経緯、世の中に与えた影響を臨場感たっぷりに描写する。
内容説明
古代から現代まで、25の軍事テクノロジーを取り上げ、発明者たちの人物像と開発の経緯をくわしく解説する。科学者の性格や価値観、晩年の姿にまで踏み込みながら、新たな兵器が戦争のあり方を変え、ひいては世界史の流れをも動かしていく様が臨場感たっぷりに描き出される。
目次
天与の武器―カリニコスの液火
カタパルト、かぎ爪、殺人光線―アルキメデスの奇妙な兵器
最初の生物兵器―ハンニバルのヘビの壷
「飛んで踊る」粉末―天も振るわせる魏伯陽の爆弾
神が忌み嫌う武器―諸葛亮が考案した新型の連射式クロスボウ
ルネサンスの素人発明家―レオナルド・ダ・ヴィンチの機関銃
一斉射撃の威力―マラン・ル・ブルジョワのフリントロック式銃
天才の成し遂げた成果―デヴィッド・ブッシュネルの潜水艇
不道徳きわまりない行為―ウィリアム・コングリーヴのロケット
安全で栄養のある保存食―ニコラ・アペールの瓶詰め〔ほか〕
著者等紹介
クローウェル,トマス・J.[クローウェル,トマスJ.][Craughwell,Thomas J.]
1956年生まれ。アメリカの歴史家、ジャーナリスト。コネティカット州ベセル在住
藤原多伽夫[フジワラタカオ]
1971年、三重県生まれ。静岡大学理学部卒業。翻訳家。自然科学、動物、環境、考古学など幅広い分野の翻訳と編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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