図説 図書館の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562047444
  • NDC分類 010.2
  • Cコード C0022

出版社内容情報

古代アッシリア帝国の粘土板から羊皮紙、そして複製可能な印刷物にいたるまで、古今東西の「知の集積と共有」の歴史。
いかにして生まれ、さまざまな時代にどう受け継がれていったかを、多くの図版とともに紹介。
日本の国立国会図書館をはじめ、世界の図書館案内も付録。

内容説明

古代の粘土板から羊皮紙、印刷物、そして現代の情報デジタル化まで。200点にのぼる多彩な図版とともに、図書館5000年の歩みをたどる。日本の国立国会図書館をはじめ、50を超える世界の図書館案内も付録。

目次

第1章 古代の図書館
第2章 中世ヨーロッパの図書館
第3章 アジアとイスラーム
第4章 ヨーロッパの中世盛期
第5章 ルネサンスと宗教改革
第6章 啓典の民
第7章 戦争と黄金時代
第8章 北アメリカの植民地の図書館
第9章 黎明期アメリカ合衆国の図書館
第10章 図書館運動
第11章 知識の整理
第12章 図書館、図書館員、メディアセンター

著者等紹介

マレー,スチュアート・A.P.[マレー,スチュアートA.P.][Murray,Stuart A.P.]
歴史ノンフィクション作家。アメリカ独立革命、南北戦争、ベトナム戦争などアメリカ史をテーマに、著書は30作以上

日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
1954年生まれ。英米翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

45
他の方の感想を拝見していて、あれ、私は表紙が同じの他の本を読んだ?と思ったほど感想が真逆でした。この本の直前に「本と図書館の歴史」という薄い本を読み、古代からの図書館のあれこれが分かり易かっただけに、この本は分厚くて図が少ないし、論文のように感じて附録の世界の図書館だけ読みました。この附録もあまり面白くなくて、流し読み。つくづく宗教と戦争が図書館を振り回したと痛感しました。2度と本が焼かれたり、図書館が砲撃されないようにと願うばかりです。2022/09/05

刹那

14
図説ってすごい!!めっちゃ分かりやすい!!レポート用に借りたけど、教科書だけでは、理解できなかったことが、図説でストンと理解出来ました♪全部はよんでないけど、図画写真は全て見ました♪見てるだけでも楽しい一冊♪でも高いから手元には置いとけません~(>_<)残念です☆海外の図書館の芸術的なところなんか、見ないと知れないことでした!!日本や、海外の図書館ツアーとか行きたいな~\(^o^)/2013/10/16

軍縮地球市民shinshin

12
刊行直後に購入してずっと積ん読状態になっていたのを、ふとした興味から通読してみた。Amazonでも物凄い古書価になっている。「図説」とあるとおり、オールカラーで図版や図書館の内部や外観の写真も豊富。記述もそれほど詳細ではなく、欧米を中心とした図書館の歴史が分かる良い本である。中世は中東がもっとも進んだ世界であったので、イスラム世界の図書館についても頁を割いている。その分東洋の記述は少ない。またナチスドイツや中国文化大革命の焚書などには全く触れておらず、悪いことは書いていないのがマイナス点。2022/04/26

梟をめぐる読書

8
有史以来絶えることなく繰り返されてきた、征服者らによる図書の簒奪と略奪の(あるいは庇護者らによる蒐集と保護の)終わりなき歴史。図書館の設立と普及に生涯を捧げた偉人たちの言葉が、図書館文化の意義を軽視してしまいがちな私たち現代人への警句として心に響く。巻末の「世界の図書館」ガイドも充実。2011/12/16

鳩羽

5
書くこと記すことそれを保管することから始まって、知識や情報を持つこと、権力の証として所有すること、奪うこと、燃やすこと〜といった図書館を通してみる世界の通史といった感じ。図版が多くてぱらぱら眺めているだけでも楽しい。本が盗まれない様に、盗んだものには呪いがかかるような文言があったというところが面白い。2012/01/17

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