出版社内容情報
現代世界を読み解くカギ──地政学的観点から描かれた150以上の地図が「ズーム」効果と空間的・歴史的連続性を見せることによって、著者の言葉を視覚化。現代の紛争の背後で起こっていることなどを理解するための厳密な生きた一冊
内容説明
一目でわかる新たな国際情勢。苦悩する超大国アメリカとEU、BRICsの野望とアフリカの躍進、資源と領土・領海をめぐる東アジアの緊張…地政学的観点から描かれた、縮尺の異なる150以上の地図が、ズーム効果によって空間的・歴史的な流れを浮き彫りにする。
目次
第1部 現代の地政学(さまざまに使用される言葉;権力と領土 ほか)
第2部 アメリカ合衆国:困難をかかえる超大国(アメリカ合衆国:世界システムの中心たる超大国;あいつぐ紛争に直面する国 ほか)
第3部 大国の地政学(EUとNATO;フランス:西ヨーロッパの十字路 ほか)
第4部 世界の緊迫地域(アフリカ:新たな黄金郷;地中海:世界の大緊迫地帯 ほか)
著者等紹介
ラコスト,イヴ[ラコスト,イヴ][Lacoste,Yves]
1929年、モロッコのフェス生まれ。地理学者、歴史家。フランスの地政学の第一人者。雑誌「ヘロドトス」の創刊者、編集長。複数の大学の名誉教授
猪口孝[イノグチタカシ]
1944年、新潟市生まれ。新潟県立大学学長。東京大学名誉教授。専門は、政治学、国際関係論。政治学博士(マサチューセッツ工科大学、1974年)。英語・中国語・韓国語・ロシア語など多言語に堪能。東京大学東洋文化研究所教授、国連大学上級副学長、全米国際政治学会理事、中央大学教授などを歴任。1982年、『国際政治経済の構図』でサントリー学芸賞受賞。1987年、大嶽秀夫、村松岐夫とともに雑誌「レヴァイアサン」を共同で創刊。実証主義的政治学の発展に貢献した
大塚宏子[オオツカヒロコ]
学習院大学文学部フランス文学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
四季 彩
takao
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