出版社内容情報
福島原発事故の衝撃をうけて人類史的な転換点に立つ日本の科学技術と社会システム。その特質と達成水準、将来戦略への問題点を複眼的視点で解説する総合科学社会史。本巻は、第3部◇知識社会における産業技術、第4部◇デジタル社会
目次
第3部 知識社会における産業技術(技術標準―競争と協調;東アジアにおける国際分業の変化;科学技術系専門職の雇用・労働の構造変化;日本鉄鋼業の技術革新;機能性材料指向の化学工業;自動車関連技術の動向;コンピュータ産業の変容;日本の耕筰機械技術と東アジアの勃興;高度部品・部材産業の国際的展開;ナノテクノロジーの研究開発;農業におけるバイオテクノロジー技術と環境保全型技術の展開;デジタル家電;デジタルカメラの普及と進化;電子顕微鏡;宇宙産業の停滞;ヒューマノイド実用化への模索;自動改札をめぐる技術革新のインパクト)
第4部 デジタル社会(通信ネットワークの世代交替;ソフトウェア開発の変容;放送メディアのデジタル化による変容;日本の携帯電話産業;PDAからマルチ・デバイスへ;情報通信技術によるビジネスイノベーション;消費者向け電子決済の展開;新世代3次元CAx技術の普及と製品開発プロセス改革;オンライン・コミュニティとその転態;コンピュータゲームの停滞と変化;出版産業のICTによる変貌;電子化が進む学術情報;シミュレーション技術と社会;機械翻訳の実用化と研究動向;情報セキュリィ)
著者等紹介
後藤邦夫[ゴトウクニオ]
桃山学院大学名誉教授
明石芳彦[アカシヨシヒコ]
大阪市立大学大学院創造都市研究科教授
名和小太郎[ナワコタロウ]
情報セキュリティ大学院大学特別研究員
大谷卓史[オオタニタクシ]
吉備国際大学国際環境経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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